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製品紹介

医療機器用途の距離測定にも!極めて微弱な光を検出する、SiPMフォトダイオード

SiPMは近紫外線領域の光子を検出できる、アバランシェフォトダイオード(SPAD)のアレイで単一光子を含む極めて微弱な光を検出するように設計されています。
420nmで55%の高い光子検出効率が特徴ですが、セルピッチは30um x 30umとなり1セルタイプとアレイタイプがあります。
注意:PET-CTやX線の検出器等で使用する際にはシンチレータは別途ご用意して頂く必要があります。

光源と用途に応じて、数百から数千個のSPADが並列接続され、SiPMを形成し、各SPADには、アバランシェダイオードの電流を抑え、次の入射光に備えてリセットする直列抵抗が内蔵されています。

信号出力:センサーに入射する光子数に比例した電流

信号特性:高いゲイン(>1 x 10 6)、高速な応答、そして短い回復時間

応用分野:シンチレータベースの検出器や飛行時間型システムなど、微弱光の検出や非常に正確なタイミング情報を必要とする分野

ラインナップ

下記3タイプのラインナップがあります。

・高性能SiPM – NUV-MT
近紫外(NUV)から赤色光波長まで高感度であり、PDE(相対誤差)は420nmで63%です。
医療、ライフサイエンス、安全・セキュリティ、高効率エネルギー利用(HEP)実験など、幅広い用途に対応します。
TOF-PETアプリケーションにおいて、クラス最高のPDEおよびタイミング性能を実現します。

・KーType SiPM
感度範囲は近紫外(NUV)から可視光スペクトルの赤色波長までで、ピーク感度は430nmです。
医療、ライフサイエンス、フローサイトメトリー、蛍光検出などの用途で、SiPMをベースにしたPMT代替製品です。

・高ダイナミックレンジNIR感度SiPM
dTOF、LiDAR、ライフサイエンス アプリケーション向けのPDE と超高ダイナミック レンジを備えた新世代の赤色および近赤外線感度 SiPMです。

Macnica-Mouserでのご購入

本製品は、少数ロットからMacnica-Mouserにて購入いただけます。

お問い合わせ

当製品に関するご質問、評価キットにご興味のある方はこちらからお問い合わせください。

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