※Bourns 社のプレスリリースをマクニカで和訳して記載しています。
±3% 許容差を含む新たな抵抗値・許容差オプションを追加し、省スペース電力システム向け高精度電流測定の柔軟性を向上
カリフォルニア州リバーサイド:2026年9月22日、電力、保護およびセンシングソリューション用電子部品の大手メーカーである Bourns 社は、CSS4C-1216 シリーズ電流検出抵抗を発表しました。本シリーズには、新たな抵抗値および許容差オプションが追加され、新たに ±3% の許容差にも対応しています。車載グレードの本シリーズは、高精度な電流測定、低インダクタンス、そして厳しい動作条件下での安定した性能が求められる高電流用途向けに設計されています。今回のラインアップ拡充により、バッテリーマネジメントシステム (BMS)、パワーモジュールおよび産業用電子機器向けの電流検出回路を最適化する際の設計自由度がさらに向上します。
電力変換システムやエネルギーマネジメントシステムでは電流密度の増加が進んでおり、設計者は限られた基板スペースの中で、測定精度、熱特性、電力損失、および各種認定要件のバランスを取る必要があります。これらの用途で使用される電流検出抵抗器には、高温環境や連続負荷条件下でも安定した電気特性を維持することが求められます。CSS4C-1216 シリーズは、EB 溶接による金属ストリップ構造、2nH 未満の低インダクタンスおよび電流測定精度を向上させる 4端子ケルビン構造を採用することで、こうした設計上の要求に対応します。また、本シリーズは AEC-Q200 に準拠しており、信頼性データが求められる車載用途にも適しています。
Bournsの固定抵抗部門プロダクトラインマネージャーである Walter Garcia 氏は次のように述べています。
「車載および産業用電力システムの電流測定回路では、フットプリントや認定ステータスを変更することなく、抵抗値や許容差を柔軟に選択できることが求められる場合が少なくありません。ラインアップを拡充したCSS4C-1216 シリーズは、高電流検出用途で重要となる低インダクタンス、ケルビン端子構造、および AEC-Q200 準拠を維持しながら、設計者により多くの選択肢を提供します。」
主な特長
- EB 溶接金属ストリップ構造:電流検出用途において優れた長期安定性を実現
- 100℃ で最大 5W の高電力対応:要求の厳しい電流検出用途をサポート
- 低インダクタンス設計:2nH 未満の低インダクタンスにより、高電流回路における測定誤差の低減に貢献
- 優れた長期安定性:長期間にわたり信頼性の高い性能を維持
- 高精度な 4端子構造:電流測定精度を向上
- RoHS 準拠、ハロゲンフリー
- AEC-Q200 準拠
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
| 抵抗値範囲 | 0.2mΩ ~ 3.0mΩ |
| 定格電力(100℃ 時) | 2W ~ 5W |
| 許容差オプション | ±1%、±3%、±5% |
| TCR (20℃ ~ 60℃) | ±50ppm/℃ ~ ±150ppm/℃ |
| インダクタンス |
2nH 未満 |
| 動作温度範囲 | -65℃ ~ +170℃ |
主な用途
- 電流検出
- バッテリーマネジメントシステム (BMS)
- パワーモジュール
- 周波数変換装置
- 産業用電子機器
供給状況
Bourns® CSS4C-1216 シリーズ電流検出抵抗は、現在販売中です。
詳細は、Bourns 社のWebサイトをご覧ください。
関連情報
Bourns® CSS4C-1216 シリーズ電流検出抵抗の詳細情報は、Bourns ページよりご覧ください。
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