サイト内検索

※Bourns 社のプレスリリースをマクニカで和訳して記載しています。

新たに 15W 対応・超低抵抗モデルを追加し、自動車および産業機器向け電源設計の電流検出性能を強化

カリフォルニア州リバーサイド:2026年8月20日、電力、保護およびセンシングソリューション用電子部品の大手メーカーである Bourns 社は、高電流用途における高精度な電流検出向けに、抵抗値 0.1mΩ、定格電力 15W の新モデルを CSS2H-5930 シリーズおよび CSI2H-5930 シリーズに追加したことを発表しました。新モデルは、電子ビーム溶接による金属ストリップ構造を採用し、低インダクタンスおよび低熱起電力 (Thermal EMF) 特性を備えることで、電力損失を最小限に抑えながら高精度な電流測定を実現します。

バッテリー駆動機器、電力変換システム、および高電流制御システムの設計者は、測定精度を維持しながら、効率の向上と発熱の低減という課題に引き続き直面しています。これらの用途では、電流検出素子に生じる過度な電圧降下がシステム効率を低下させ、熱管理を複雑にする要因となります。今回追加された 0.1mΩ モデルは、15W の定格電力と低インダクタンス特性を維持しながら、コンパクトな表面実装パッケージで超低抵抗を実現することで、こうした課題に対応します。また、CSS2H-5930 シリーズの CSS2H-5930R-L100x は、AEC-Q200 に準拠した車載グレード製品です。

Bourns の抵抗製品ラインマネージャーである Walter Garcia 氏は、次のように述べています。
「車載および産業用電源システムの電流検出回路では、高精度な測定性能を維持しながら電力損失を最小限に抑えるため、極めて低い抵抗値が求められるケースが少なくありません。今回、CSS2H-5930 シリーズおよびCSI2H-5930 シリーズに 0.1mΩ 製品を追加したことで、15W 定格、低インダクタンス、長期安定性を必要とする高電流用途向けに、設計者は新たな選択肢を得ることができます。また、CSS2H シリーズには、AEC-Q200 準拠かつ車載グレード認定を取得したモデルも用意しています。」

主な特長

  • 電子ビーム (EB) 溶接金属ストリップ構造
  • 高電力対応
  • 優れた長期安定性
  • 低抵抗・低 TCR
  • 低熱起電力
  • RoHS 準拠、ハロゲンフリー
  • AEC-Q200 準拠 (CSS2H-5930-L100x)
  • 車載グレード対応 (CSS2H-5930-L100x)

電機的特性

項目

CSS2H-5930R-L100x

CSI2H-5930R-L100x

抵抗値

0.1mΩ

0.1mΩ

定格電力(70℃ 時)

15W

15W

動作温度範囲

-55℃ ~ +170℃

-55℃ ~ +170℃

抵抗合金の温度係数 (TCR、20℃ ~ 60℃)

±50ppm/℃

±50ppm/℃

銅端子を含む温度係数 (20℃ ~ 60℃)

±275ppm/℃

±275ppm/℃

インダクタンス

3nH 未満(材料タイプ R)

3nH 未満(材料タイプ R)

抵抗許容差

±1%、±5%

±1%、±2%、±5%

主な用途

  • 電流検出
  • 分圧回路
  • バッテリーマネジメントシステム (CSS2H-5930R-L100x)
  • パワーモジュール
  • 周波数変換器
  • 産業用電源システム

供給状況

Bourns® CSS2H-5930 シリーズおよび CSI2H-5930 シリーズ電流検出抵抗は、現在販売中です。

詳細は、Bourns 社のWebサイトをご覧ください。

製品ページ

Bourns® CSS2H-5930 シリーズおよび CSI2H-5930 シリーズ電流検出抵抗の詳細情報は、Bourns ページよりご覧ください。

お問い合わせ / お見積もり

本製品に関してご質問、お見積もりをご希望の方は以下よりお問い合わせください。

Bourns メーカー情報 Top へ

Bourns メーカー情報 Top ページへ戻りたい方は、以下をクリックください。