
Quartus® Prime 開発ソフトウェアは、Altera® FPGA を設計するための開発ツールです。
デザインエントリーから 論理合成、配置配線、タイミング検証、消費電力解析、ピン配置、プログラミングファイル生成までの FPGA 開発フローに必要な機能を備えています。
Quartus® Prime の 3 つのエディション
Quartus® Prime 開発ソフトウェアは、プロ、スタンダード、ライト の 3つのエディションがあります。
各エディションは、使用できるデバイスと機能に違いがあります。
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・最新の大規模 FPGA に対応 (Agilex™ や Strtaix® 10 など) |
・小規模~中規模 FPGA、旧 FPGA に対応 (Arria® 10、Cyclone® 10 LP、MAX® 10 など) |
・小規模 FPGA、旧 FPGA に対応 (Cyclone® 10 LP、MAX® 10 など) |
・コンパイル時間短縮のフル機能 |
・コンパイル時間短縮の一部機能 | |
・リソースを最適化する機能 | ||
・論理シミュレーター "SW-QUESTA-PLUS"(Questa-FPGA Edition)ライセンスが付属 |
無償版"Questa-FPGA Starter Edition"を使用可 | |
・Simics® シミュレーターをサポート | ||
・有償("SW-ONE-QUARTUS"で Pro と Standard のどちらも使用可) |
・無償 で一通りの設計ができる最小限の機能 | |
有償版のQuartus® Prime について
有償版 Quartus® Primeの製品名は "SW-ONE-QUARTUS" の1つだけです。
"SW-ONE-QUARTUS"のライセンスで、Quartus® Prime Pro か Quartus® Prime Standard を使用できます。
ライセンスは共通ですが、ソフトウェア自体は異なりますので、別々にダウンロードして頂く必要があります。
ライセンスの設定と「ライセンス管理あんしんチケット」
ライセンス管理者である方が、ライセンスの確認やライセンスファイルの生成、 PCの変更 (リホスト)、保守更新 などをおこなえます。
基本的には年に1回しか行わない作業であり、失敗すると Altera しか修正できないことがあります。
マクニカでお客様の代わりにライセンスファイルの生成や Altera への問い合わせや依頼ををさせて頂く「ライセンス管理あんしんチケット」を販売しています。
「ライセンス管理あんしんチケット」に関しての詳細は下記よりお問い合わせください。
マクニカが提供する技術情報
Altera® FPGA を使った設計で分からないことがありましたら、マクニカ の 技術情報サイト(日本語) をご参照ください。
日頃の技術サポートから得られたお客様視点での技術情報を日本語で簡潔にまとめています。
Altera のユーザーガイド
Altera のスタートガイド、インストール関係、ハンドブックなどです。
マクニカ の技術情報サイトで解決しない場合はこちらをご参照ください。
メーカーがご提供する詳細な技術情報ですので、辞書や参考書的な使い方をお勧めします。
Altera のセミナー一覧
Altera® FPGA に関する技術セミナーの一覧です。