【50周年特別企画】マクニカの開発の歴史

マクニカは今年50周年を迎えました。今後とも新しい技術を求め続け、ニーズに合わせたソリューションを提供して参ります。

概要

マクニカは創業50年の歴史の中で様々なオリジナル製品を開発してきました。半導体商社ならではの嗅覚で市場の需要/トレンドを察知し最適なソリューションを提案していくという、創業者のエッセンスを受け継ぎ、今も新しい価値観や技術に寄り添った開発を続けています。

1980年代の代表的な製品

創業の原点、ROMライター”Promac”

マクニカ(旧ジャパンマクニクス)の創業者である神山治貴(現名誉会長)が、創業後の黎明期に開発、販売したROMライターになります。

市場の需要をいち早くキャッチし、ソリューションを提案していくというマクニカの開発の原点に位置する製品です。

1990年代の代表的な製品

SCSI I/F カード”MIRACLE SCSI”

インターネットの普及により求められる技術が高度化するなか、LANカード、SCSIカードなどのオリジナル製品を開発・販売。SCSIによる拡張機器の隆盛に合致したためまさにMIRACLEなヒット商品となりました。

普段弊社と取引のないお客様からも「昔SCSIカードを売ってませんでしたか?」と言われるほどにご愛顧いただきました。

2000年代の代表的な製品

マルチメディアボード”Marbo”

DSPによる画像処理が全盛の時代の流れをとらえ、車載マルチメディア機器やドライブ・レコーダ,監視カメラ,テレビ会議システム,キオスク端末などの開発への適用を想定して製品化したインターフェース拡張ボードです。

そしてこのMarboを起点にMpressionでは多種多様な評価ボードを開発してまいりました。高性能FPGA評価ボードを始めとして、車載イーサネット用のメディアコンバーター、高性能電源ICの評価ボード、AI用GPU関連ボード、IoT評価ボードなど、その種類は多岐に渡ります。

2010年代の代表的な製品

評価ボード・開発キット

お客様がIC製品をご検討いただく際に、実際の応用例に近い環境でパフォーマンスや機能を容易に評価したり、試作前のコンセプト検証をしやすいプラットフォームを、エンジニア目線で企画し、長年の技術サポートで培った、かゆいところに手が届く細かなノウハウを盛り込んでボードを開発していきました。

MAKERS支援

電子機器の開発において「MAKERS」と呼ばれる、3Dプリンターやオープンソースハードウェアなどによる、新しいモノづくり手法を活用したベンチャー企業や個人を中心としたものづくりの機運が高まってきました。このメイカーズムーブメントと呼ばれるものづくりの潮流を支援するため、マクニカは開発のしきいが低い超小型のBluetoothモジュールを開発・販売し、メイカーズの祭典であるMaker Faireイベントのスポンサー支援を長年に渡りおこなってきました。現在も継続してメイカーズの活動を支援しています。

車載向けメディアコンバーター

車のネットワーク化時代・CASEの時代に対応し、製品開発において必須となる、イーサネットと車載通信規格とのコンバーターを開発・販売しております。

車載対応製品を開発されるお客様方から非常に多くのお問い合わせをいただき、現在のヒット商品となっております。

2020年代の取り組み
SDGs・CSRに基づいた企画・開発(STEAM教育支援)

2020年度より小学校でプログラミング教育が必修化され、STEAM教育が求められるようになったことから、マクニカはつみきプロジェクトというMaker Faireで出会った企業同士の教育コンテンツ協業プログラムを推進しており、その一環として開発した教育プログラムとして、本格模型を用いたロボットプログラミング教室を各地で開催しております。これからも社会に貢献できる企画・開発を推進していきます。

IoT/DX支援・協創による社会課題解決

昨今のIoT/DXの時代においては、マクニカは社会課題や、これまで半導体を使用してこなかったお客様の経営課題を解決するために要素技術の調査・研究もおこなっています。例として、マクニカの強みを生かしたセンサーなど半導体応用による機能的/実証的PoC開発をおこない、新しいIoT/DXのための半導体の使い方の提案、新たな需要創造をおこなっています。最先端センサーなどを用いたエレクトロニクス端末だけでなくCloud/Systemを併せた実用的なCPS(Cyber Physical System)を研究開発しています。

オープンイノベーションによる、新たな価値創造

半導体をコアとして異なる技術・サービス・素材、及び、新規事業、研究所、スタートアップなど「テクノロジー」「コト」「新たな取り組み」と掛け合わせることで新たな半導体の可能性を従来の延長線上に留まらず、新たな視点で模索していくことを実施しています。視野を広げ、サスティナビリティーや新たなビジネスの可能性を踏まえ取り組むことで、広くSDGs含む社会課題解決、価値向上に、皆様と共に共創、伴走しながら新たな種を蒔き続けて参りたいと思います。