DC/DCコンバータの位相余裕度測定を代行
マクニカ商材以外でも測定しレポート提供可能
- 量産前に念のため、電源回路が発振しないか確認するために位相余裕度を測定したい!
- 開発時に評価ボードを使って補償回路を調整したが、量産基板で位相余裕度を確認したい!
といったご要望に対して、お客様のボードをお預かりし、マクニカ社内でエヌエフ回路ブロック社 の周波数特性分析器をもちい、 電源回路の位相余裕度測定をおこない、ボード線図のレポートをご報告いたします。
突然電源の出力が不安定なボードが発生した!
開発中や量産中の基板上のDC/DCコンバータの出力が、突然不安定な動きをする場合があります。
評価ボードや試作ボードでは問題無く動いていたのに、量産で複数枚作り込んだところで突然、電源の出力が不安定になったり、発振状態になったりして、デバイスが壊れてしまうことがあります。
そのような事が無いように、電源の要求仕様に合わせて補償回路の調整が正しいか、位相余裕度の確認が必要です。
なぜ、不安定な状態になるのか?
評価中は、問題が発生しなかったのに、量産中になぜ電源の出力が不安定になるのでしょうか?
経験的に次のような可能性があります。
- 電源IC(モジュール)メーカーの内部のエラーアンプの性能にマージンが無い
- 電源IC(モジュール)メーカーの推奨回路通りに定数選定していない
- 電源の入出力電圧条件や負荷の条件が変わった場合に、補償回路を調整していない
- ボードのレイアウトが悪いために、推奨回路通りにしても位相余裕が取れない条件となっている
- その他
このように様々な可能性が考えられます。位相余裕度を測定することで、直ぐに問題が出る可能性があるか確認できるため、評価中や量産前に位相余裕度を測定することをおすすめしています。
サービスを受けるには?
量産・試作評価中のボードを弊社にお送りいただきます。
位相余裕度の測定を行い、レポートいたします。お急ぎの場合は、測定結果をメールにて送った後、数日お時間をいただきレポート結果を送付いたします。
お気軽にお問い合わせください
当サービスをもっと詳しく知りたい方、また、お申し込みをご希望の方は、こちらからお問い合わせください。