
販売終了とスマートフォンアプリのサービス提供終了のお知らせ
本製品は販売を終了致しました。販売終了に伴い、2020年3月31日をもってスマートフォンアプリ向けMpression Odysseyアプリ用のサーバーのサービス提供も終了致します。2020年3月31日以降につきましてはスマートフォンにインストール済みのアプリでも動作しなくなります点ご容赦ください。

Odyssey MAX 10 FPGA Evaluation Kit
データ収集、処理、遠隔機器の制御、産業機器やIoT機器にハードウェア処理機能の追加など、MAX® 10 FPGAはデザインゴールを達成するために必要な機能と性能を兼ね備えたデバイスです。
MAX® 10 FPGAを使ってさらにIoTを拡張しよう
MAX 10 FPGAの可能性を追求してみませんか?Mpression Odyssey MAX 10 FPGA kitはBluetooth® SMARTを使った通信が可能なFPGA開発プラットフォームで、通信機能を活用した機器のコンセプト試作などに最適です。
内容物
- Odyssey MAX 10ボード
- Odyssey Bluetooth SMART Sensorボード
- Odyssey電池ホルダーボード(CR2032電池は別途ご用意ください)
- スマートフォンアプリ(ダウンロード)
Odyssey MAX 10ボード
- 不揮発性FPGA MAX 10 FPGA搭載
- デュアルコンフィギュレーション:MAX 10 FPGAはFlashメモリーを同じダイ上にもっており、コンフィギュレーションデータを2つまで同時サポートし、フェイルセーフを確保したままアップグレードが可能
- アナログブロック:温度センサーダイオードとADコンバーターを内蔵
- インスタントON:MAX 10 FPGAはシステム基板上で立ち上がる最初のインテリジェントデバイスとして他の高集積FPGAやASIC、ASSP、プロセッサーなどの立ち上がりを制御する役割を担える
- DSPブロック:内蔵のDSPブロックを活用し、不揮発性DSPとして高性能、高精細なDSPアプリケーションに最適
- ハードウェアメモリーインターフェース
- 内蔵コンフィギュレーションFlash
- Nios® II 32-bit組み込みプロセッサなどの強力なソフトIPを使用可能
- 2.54mmピッチDIP型の外部ピンによりブレッドボードやArduino等の拡張用シールドを活用可能(電源供給もDIPピンより)
- ユーザーIOとして音声マイク、LED、スイッチ搭載
- 同梱のOdyssey Bluetooth SMART Sensorボードおよび電池ホルダーボードに接続し、USBおよびBLEでの通信機能、数多くのセンサー(UV/照度、近接、心拍、血中酸素濃度、温度、湿度)へのアクセスが可能
- I2Cバスにより他のセンサーも接続可能

Odyssey Bluetooth SMART Sensorボード
- Broadcom社WiCED Smart Bluetoothモジュール搭載
- Bluetooth 4.0によりスマートフォンと通信
- Odysseyキットのシステムホストとしてキット全体を制御
- Silicon Labs社EFM32マイコン搭載
- USBポートよりデータ更新および給電
- I2Cバス、SPIバスを通してセンサーやFPGAと接続し、機能を拡張可能
- Silicon Labs社 UV/照度、近接、心拍、血中酸素濃度等を測定可能なセンサー
- Silicon Labs社 温度/湿度センサー
- Analog Devices社 加速度センサー
- B2Bコネクタを通してMAX 10ボードもしくはBatteryボードと接続

Odyssey電池ホルダーボード
- B2Bコネクターを通してBluetooth SMART Sensorボードと接続
- CR2032ボタン電池ホルダに電池を装着することで、Bluetooth SMART Sensorボードを駆動可能
- Bluetooth SMART Sensorボードのデバッグ/開発用インターフェース搭載
※CR2032電池は別途ご用意ください

スマートフォンアプリ(ダウンロード)
Mpressionのアプリを使うことでご購入いただいたBluetooth SMART Sensor Kit or MAX 10 FPGA Kitを容易にコントロールすることができます。搭載されている各センサーを使った実験やマイコンでの多彩な処理、FPGAのコントロールなどが可能です。Android 4.3以降のAndroidスマートフォンおよびiOS7以降のiPhone/iPad/iPodに対応するアプリを無償でダウンロード可能。
Android: Google Playよりダウンロード可能
iOS: AppStoreよりダウンロード可能

Quick Start - MAX 10 FPGA Evaluation Kit
Odyssey MAX 10 Evaluation KitはMAX 10 FPGAボードとBluetooth SMART Sensorボードがスタックした形で提供されます。Kitを使用するには以下の手順ではじめてください。
- まず Odyssey Web Utilityに入り、ユーザー登録してください。登録ボタン押下後、確認メールが送られますので、必ずそちらにあるリンクをクリックし、ログインしてください。これにより、ユーザーがアクティベートされます。
- スマートフォンでMpression Odysseyアプリをダウンロードしてください。
Androidアプリ(Google Play)
iOSアプリ(AppStore) - Odyssey MAX 10 Evaluation Kitのmicro-USBコネクタにmicro-USBケーブルを接続し、PCやUSB充電アダプターといった電源に接続してください。(micro-USBケーブルは同梱されていません。お持ちのスマートフォン充電用などを活用ください)
- ダウンロードしたMpression Odysseyアプリを起動してログインしてください。(スマートフォンが3G/4G/WiFiなどでインターネットに接続していることを確認してください)
- アプリに表示されているBluetoothデバイスからOdysseyボードを選択してください。(Macnica_Mpressionと表示)
※Bluetoothの接続可能な距離は最大で約10mです。接続距離は電波環境によって変わります。接続範囲外にならないよう調整の上お使いください。 - アプリ上にリストされているPersonalityをお好みで選択します。
- アプリを使ってOdyssey Kitを制御できるようになります。
さらなる詳細は テクニカルドキュメントよりUser Guideをダウンロードし参照ください。またFAQもご利用ください。
プリロードされた「パーソナリティー」
Odyssey MAX 10 kitには出荷時に数種類の「パーソナリティー」が書き込まれています。「パーソナリティー」とはMpressionが作った独自の用語で、事前に用意された参照デザインとスマートフォンインターフェースのことで、MAX 10 FPGAやBluetoothキットのセンサーなどを活用した、特徴あるデザインを指します。このパーソナリティを使うことでキット上のセンサリソースに容易にアクセスができます。アプリ上でそれぞれのパーソナリティの情報を表示でき、どのような機能を使ってどんなセンサーやデバイスの情報を使うのか確認ができます。
それぞれのパーソナリティー概要(英文)
Personalityをカスタマイズ / 自分のPersonalityを作ろう
Odysseyアプリと連携するOdyssey Web UtilityにアクセスしてPersonalityをカスタマイズしたり、自分で新たにPersonalityを作ることができます。
MAX 10 FPGAのデザインをカスタマイズしたり、新たに作ったりして、その機能に合うアプリのGUIをWeb Utilityで設定ができます。
Personalityに名前を付けて、ボタンに機能やコマンドを設定。全くソフトウェアのコーディングなしに自分のハードウェアに合ったスマホアプリが完成します。
FPGAのデザインとPersonalityのデータをUSB経由でOdysseyキットにロードすれば、あとはスマホのOdysseyアプリを起動するだけでスマホの無線で制御できるハードウェアができ上がります。

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PhoneApp Download App Store
Odyssey Web Utirity
Software Download
Personalities Overview
インテル® MAX® 10 FPGA
Odyssey Demo Show Case MAX10 Kit