RF & SDR TechDay 2023 ~ワイヤレス通信・RFテクノロジーの最前線~ <無料>

本イベントの開催は終了いたしました。

イベントの特徴

セミナー概要

アナログ・デバイセズは、2013年にソフトウェア無線トランシーバー AD9361を発表して以降世代を重ね、これまで、無線インフラストラクチャ―技術に求められる「高集積、低消費電力、広帯域、低遅延」を実現する最高性能の半導体ソリューションをマーケットに提供してきました。

本セミナーでは、現在研究開発が進むBeyond 5G(6G)に向けた、最新のソフトウェア無線技術、およびミリ波通信に向けた半導体ソリューション、加えて、アライアンスパートナーから提供される、通信システム開発者向けソリューションを紹介します。



会場・オンラインどちらでの参加も可能です。
※会場参加をご希望の方は定員がありますのでご注意ください。また、会場参加の方は受付用に名刺を2枚ご用意ください。
※現地会場でのみ、各セッションに関連したデモンストレーションを実施、実際に目で見て体感していただけます。ぜひ会場へ足をお運びください。

お申し込みの方はメーカーのイベントページからお申し込みください。
イベントページはこちら

 

こんな人にオススメです!

・通信システムの開発企画や設計をしている方

・アナログ・デバイセズの最新情報を収集したい方

日程・お申し込み

日程 時間 会場 定員 お申し込み
2023/09/05
(火)
  • 10:00-17:30
    (受付 9:30 -)

アナログ・デバイセズ株式会社(東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワービル)9F Hinoki

  • -
受付終了
2023/09/05
(火)
  • 10:00-16:30

ご自分のデスク

  • -
受付終了

アジェンダ

時間 内容
10:00-11:00

5G、Beyond 5G向けの最新製品開発動向のご紹介

アナログ・デバイセズ株式会社
デジタルインフラストラクチャービジネスグループ(コミュニケーション)
テクノロジーリーダー
峰野 太喜氏

5G/Beyond 5Gではmassive MIMOやミリ波への対応などの付加価値を実現するために、装置のサイズや消費電力などハードウェアでの新しい課題が生まれております。本セッションでは、これらの課題を解決するための、SDR(Software Defined Radio)デバイス、ミリ波用のビームフォーミングICなど、各デバイスのラインナップや開発動向をご紹介します。また、デバイスレベルの話だけではなく、ORAN適合のRU(Radio Unit)のリファレンスデザインなどシステムレベルのソリューションに関しても最新の動向をご紹介します。

11:00-12:00

SDRトランシーバーにおけるデジタル・プリディストーションDPD ~基本原理からアプリケーションまで~

アナログ・デバイセズ株式会社
デジタルインフラストラクチャービジネスグループ(コミュニケーション)
フィールドアプリケーションエンジニア
桑原 進志氏

移動体通信基地局などの無線通信システムにおける送信電力増幅器(PA)は装置全体の消費電力に大きく影響し、線形性と高効率の両方を達成することが求められています。デジタル・プリディストーション(DPD)の技術は、増幅器前段の信号に対してデジタル的な整形を施すことで、 増幅器の非線形性を補償し、線形性と高効率を実現することが可能になります。本セッションでは、数式を用いたDPDの基礎的な説明から弊社SDRトランシーバー製品に内蔵されたDPDの基本動作をご説明します。

12:00-13:30

休憩(会場にて昼食提供)

12:00~17:30 会場にてデモ実施

13:30-14:30

デジタルツインを活用した無線通信の最新動向

マスワークス合同会社
アプリケーションエンジニアリング部
シニアアプリケーションエンジニア
田中 明美氏

近年の無線通信システムは多機能化が進み、複雑化が進んでいるため、開発前の性能の見積は今まで以上に困難になっています。またこの分野でのAI技術の応用は性能の向上が見込まれますが、学習用のデータが極端に少ないとも課題になっています。通信システムをモデル化し、デジタルツインの技術を活用することにより、学習用データの増強が可能と考えられています。また各コンポーネントの開発をおこなう段階でシステム全体の性能の評価ができるため、通信システム全体の開発効率向上に貢献します。

本講演では自動車業界ではすでに一般的に利用されているMBD(モデルベースデザイン)を通信システム開発に適用し、シミュレーションによる性能評価をおこない組み込み向けのコード生成、検証をおこなうことで、品質の向上と同時にコストダウンも実現可能な開発環境をご紹介します。

14:30-15:30

ローカル5G、リモート環境、28GHzアレイアンテナのSDR プラットフォーム

株式会社アイダックス
代表取締役
戸部 英彦氏

アイダックスは「東京都立産業技術研究センター」との共同研究により「ローカル5G基地局実験キット」を開発しました。現在このシステムをリモート環境でオープンに使用できる「5Gテストベッド環境」の構築を進めており、ローカル5G のユースケース開発を推進できることを期待しています。本セッションでは、このリモートアクセス可能な5Gテストベッド環境を紹介します。

加えて、現在アナログ・デバイセズが開発を進めている「28GHz・アレイアンテナ・ビームフォーマ―」を使用した、ミリ波ビームフォーミングをシステムレベルで評価可能にする、高性能SDRプラットフォームを開発中です。このSDRプラットフォームは、AD9988 をフロントエンドに、FPGA はAMD Versal VCK190 を採用し、高度なフェーズドアレイビームフォーミングをMATLAB による制御と性能評価を可能にするソリューションも紹介します。

15:30-16:30

実践、RadioVerseの実装と、モデルベースデザインによる実装

マリモ電子工業株式会社
常務取締役 技術部部長
佐藤 寛之氏

取締役
土屋 博之氏

本セッションでは、RadioVerse製品を使ったハードウェア/ソフトウェアの実装と、MATLAB/Simulinkのモデルベースデザインを使った無線アルゴリズムのFPGA実装事例を紹介する非常に実践的な内容となってます。マリモ電子では、ADRV9002とIntel SoCを組み合せたRF-SoMを設計し、オープンソース手法により、ソフトウェアとHDL IPを本RF-SoM向けにカスタマイズして実装しました。

加えて、アプリケーション開発として、モデルベースデザインとHDL自動生成技術を利用したIEEE802.11aベースの無線PHYを、このRF-SoMに実装し、UDP通信による、低遅延画像伝送無線機を実現しました。今回、この実装事例を紹介し、RadioVerse製品を実装していく上でのポイントや、モデルベースデザインを使った無線アルゴリズムの実装方法を紹介します。 また、会場ではこの画像伝送無線機のデモをおこないます。

16:30-17:30

来場者のみ:閉場までデモ実施し、講演者との相談等も可能です

※各セッションにはQ&Aの時間が含まれます。

持ち物

・お名刺 2枚

主催・運営

アナログ・デバイセズ株式会社

注意事項

・都合により、セッションの一部が予告なく変更になる場合があります。
・半導体メーカー、ならびにその販売代理店の方の受講は、お断り申し上げます。
・同一メールアドレスでの複数名のお申し込みは、システム上取り消される場合があります。個別のメールアドレスでお申し込みください。
・お預かりしたお客様の個人情報は、Analog Devices, Inc.(ADI)、アナログ・デバイセズ㈱とその正規販売代理店及びそれらの委託企業が厳正な管理の下で保管します。その情報は、ADI、アナログ・デバイセズ㈱とその正規販売代理店がイベントのフォローアップや、新製品や技術のご紹介をするなどのセールス/マーケティング活動に利用させて頂きます。
・個人情報保護方針については、ADIの個人情報保護方針をご覧ください。

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