このようなモータ・ドライバICをお探しではありませんか?
- ブラシ付きDCモータを使用した製品の開発を検討している
- モータ駆動が12Vか24V ピーク電流3.6AまでのドライバIC
- マイコンからPWMで制御したい
- 信頼性が高く、故障モードがどうなってるか知りたい
- トリップ電流を調整してブラシ付きDCモータを制御したい
- できるだけ小型パッケージのドライバICを探している
このようなドライバICを探しの方には、「DRV8870EVM」をおすすめします。
小型で数多くのブラシ付きDCモータに対応したドライバICです
6.5V~45V、最大3.6Aピーク電流に対応
多くの産業機器の電源として使用している12V、24Vで使えるため非常に使いやすいドライバICです。
マイコンから制御しやすいH・ブリッジ・モータ・ドライバを搭載
モータ・ドライバIC「DRV8870」の内部はHブリッジドライバで制御しており、4つのMOSFETで構成しています。
マイコンからは2つの入力信号で順方向、逆方向、ブレーキ、スリープモードと4つの機能を使う事ができます。
マイコンからはPWMでコントロール可能
モータ速度は0〜100kHzの周波数で調整でき、マイコンからはPWM波形でコントロールできます。
PWM機能を搭載したマイコンからは簡単にモータ制御ができます。
低消費電力なスリープモードを搭載
マイコンから2つの入力ピンへロー信号を送信することでスリープモードにはいります。
スリープモード時の消費電流は最大10μA以下です。
小型パッケージ HSOP8ピン
パッケージはHSOPの8pin 背面にパワーパッドがついています。
4.9 × 6.0 mmと非常に小さく、スペースをとりません。
3つの保護機能がデバイスを守ります
モータ・ドライバIC「DRV8870」には3つの保護機能を搭載しているため故障時にも安心して使用することができます。
1. 低電圧ロック機能(ULVO)
モータ・ドライバに入力される電圧が定格動作電圧未満の場合、デバイス自体の破損を避けるために搭載されている機能です。モータ・ドライバICへ供給している電圧がTypicalのスレッショルド値6.1V以下が40μs以上続くと有効になります。モータ・ドライバIC内部のMOSFETがディセーブル状態になることでデバイスを保護します。
2. 過電流保護機能(OCP)
モータへの電流が定格動作電流範囲を超えた場合、デバイス自体の破損を避けるために搭載されている機能です。
3.7A以上の電流が流れ1.5μs以上経過するとIC内部のMOSFETをディセーブル状態になることでデバイスを保護します。
3. サーマルシャットダウン機能(TSP)
過熱を検知して動作をストップするための機能で、モータ・ドライバIC内部のダイの温度が175度以上に達すると
ドライバIC内部のMOSFETがディセーブル状態になり、デバイスを保護します。
ダイの温度が135度以下になるまでこの状態を継続します。
いずれの故障モードも状況が復帰すると自動でリカバリーするように設計されていますので
安心してモータ・ドライバIC「DRV8870」を使用することができます。
この評価モジュール「DRV8870EVM」でできること
ブラシ付きDCモータ動作確認
この評価モジュールにはタイマIC「TLC555」が搭載しており、可変抵抗を調節することでPWMのデューティ比をコントロールすることできます。
この評価モジュールは外部PWM入力にも対応しており、ドライバICの出力とモータ駆動を確認することができます。
トリップ電流値の設定
評価モジュールにはVREFの抵抗を調節できる可変抵抗が搭載されています。
このVREFの抵抗値を調節することでモータのトリップ電流を制御することができます。
アプリケーション例
- プリンター
- 家電機器
- 産業機器

製品概要
ブラシ付きDCモータ・ドライバIC評価モジュール
メーカー名 | テキサス・インスツルメンツ(TI) |
型 名 | DRV8870EVM |
特 徴 |
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梱包物 | DRV8870EVM評価モジュール |
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