2024年1月24日(水)-26日(金)に東京ビッグサイトで行われたネプコンジャパンエレクトロニクス開発・実装展のマクセル株式会社(以下、マクセル)ブースにて展示の、設備振動モニタリングデモ機に半導体ひずみセンサーSTREALが使用されました。
マクセルの全固体電池の特性を活かした用途例となる設備モニタリングデモンストレーションに、STREALを使用いただきました。展示会場では、設備のコンプレッサーにSTREALを取り付け、エナジーハーベストで発電した電気を全固体電池に充電、計測時に全固体電池からSTREALに供給してモニタリングする実証実験結果が公開されました。この実証実験は、マクセルのグループ会社において40日間30秒間隔で、実際に使用している機械の稼働状態をモニタリングしたものです。結果として、コンプレッサー稼働時やシリンダー稼働時の振動を検出し、波形で表示させることができました。
期間内にはトラブルやメンテナンスが必要となる摩耗は起きず、通常波形を取り続けることができました。今後評価を重ねることで、機械の予知保全にマクセルの全固体電池と、低消費電力で稼働するSTREALが有効であることがさらに明らかになるでしょう。
今後もマクセルの全固体電池、そしてSTREALの取組みにご期待ください。