温湿度センサーについて
一般的に温湿度センサーは抵抗式と静電容量式のタイプに分けられます。抵抗式のセンサーは、一般的に価格が安いですが、上下10%の湿度の測定精度が良くないと言われております。静電容量式センサーは抵抗式に比べると、価格は比較的高価なのですが、0%から100%まで測定が可能で、精度が良いと言われています。センシリオンは、後者の静電容量式の温湿度センサーになります。しかし、市場にある静電容量式センサーでも、結露に対する課題や、精度の経年ズレ、応答速度についてお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、よくお客様より上げられる3つの課題について、センシリオン社の強みとともご紹介させて頂きます。
センシリオン社は、WWシェアで約55%を占めておりNo.1 の実績があるメーカーですので、詳細のご説明をご希望の方はお気軽にお問い合せください。
①結露に対する耐久性
市場にある温湿度センサーを使用していて、湿度の環境を測定するため多湿な環境で使用すると壊れてしまったというようなご経験が一度はあるのではないでしょうか。温湿度センサーはすぐ壊れるので扱いが大変との声をたくさんお聞きしております。
しかし、センシリオン社の製品は水に濡れても元に戻るという性質がございます。他社製品の構造とは異なり、センサーが外部からの影響を受けにくい構造となっているからです。実際に外部の環境はセンサーにとっては過酷な環境ですが、そのような環境で使用する製品でも採用実績がございます。
例)エアコンの室内機と室外機、ビニルハウス内のモニタリング等…
*データシートには結露なき事と記載がございます。
②経年劣化
市場にある製品は仕様書等で公に経年劣化を記載せていない製品が多いと思われます。それは、温湿度センサー自体が外部からの影響を受けやすく、お客様の仕様環境によって劣化具合が異なるからです。しかし、Sセンシリオン社の温湿度センサーは外部からの影響を受けにくい構造を実現しておりますので、仕様書に経年劣化の記載がございます。これも、独自のセンサー構造によるものです。更に、温度:±0.03℃/湿度:±0.25%とズレが小さいのも特徴です。そのため、センシリオン社の温湿度センサーは高湿な環境で使用される数多くのアプリケーションにて実績がございます。
*仕様上は±0.03℃/年だが、一方的に連続的に精度ズレが起こった場合
*仕様上は±0.03℃/年だが、一方的に連続的に精度ズレが起こった場合
③応答速度の速さ
温湿度センサーをお使いの際に、応答速度が遅いなと感じたことはございませんでしょうか。IoT製品のお客様で応答速度が遅くリアルタイムで測定を確認出来ないとのお問合せを頂いたことがございます。センシリオン社は、独自のセンサー構造により応答性の速さも実現しております。そして、応答性が速いためよりリアルタイムな測定が可能となりました。
空気中の温湿度をリアルタイムでモニタリングするにあたり、応答速度が遅いとリアルな値が読めないからです。また、異常検知等のアラートの用途としてご使用の場合も応答速度が遅いと手遅れになってしまうケースが考えられます。そのため、IoT製品にてたくさんのニーズを頂いております。
最後に
本記事に関しては、いかがでしたでしょうか。
また、弊社技術チームによる温湿度センサーデモ動画もありますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
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