―5Gモジュール EM919x用Development kitの動作方法
Semtech社5Gモジュール:EM919xとDevelopment kitをご購入し、スムーズにご評価いただくために、評価環境のセットアップの手順を記載します。
準備する物
まず初めに、上記の機材を準備してください。
ご購入いただいたDevelopment kitの中に、評価ボードとACアダプター、アンテナが同梱されています。
PCはWindows 10、PCと評価ボードつなぐために、USBケーブルも必要となります。
Development kitにモジュールは付属されていないので、別途購入する必要があります。
また、同様にSIMも付属していませんので、お客様でご準備いただく必要があります。
今回はDOCOMOのspmode SIMを使用しています。
機材接続
準備が完了いたしましたら、各機材を上記のように接続します。
ACアダプターはモジュールをセットするまでは接続しないでください。
モジュール起動
ACアダプター以外の接続が完了しましたら、ACアダプターを電源ジャックに接続してください。
PCセットアップ
電源の接続が完了しましたら、次はPC側の環境を構築します。
まず初めに赤枠のUSB Driverをインストールしてください。
USB Driverは弊社担当者から入手可能です。
Driverのインストールが完了し、USBケーブルを接続すると、デバイスマネージャーのモデムにポートが表示されます。
赤枠のポートがATコマンドを送信するポートになります。
コマンド送信
今回はモジュールにATコマンドを送信するために、「TeraTerm」を使用します。TeraTermを起動し、先ほど確認したATコマンドポートのCOM番号を選択してください。
また、本記事の内容+基地局アタッチまでの手順を動画でまとめておりますので、ご参照ください。
まとめ
本記事では、Semtech社5Gモジュール:EM919xの評価ボードの環境構築、さらにモジュール制御を実施しました。その結果、上記環境下にてATコマンドを使用し、5G基地局にアタッチすることを確認いたしました。こちらの記事を参考に、お客様がスムーズにご評価できれば幸いです。
また下記に、より詳細にモジュールを動作させるために必要な資料を入手できるリンクを記載しておりますので、必要があればダウンロードください。
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