マクニカ所有の施設【解析評価室】
マクニカでは、航空宇宙向けのお客様を中心に幅広い分野からの技術的なご要望にお応えするため、
自社ビル内施設(新横浜マクニカ第2ビル1F)に「解析評価室」を設置しています。 これまで培った経験と技術をもとに、よりよいサービスを提供します。
解析評価室でできること
放射線写真検査 (X線検査)
スクリーニングや破壊物理的解析(DPA) の一環として、
“MIL規格” に基づいた “放射線写真検査(X線検査)” をおこなっています。
・ MIL-STD-883 Test Method 2012
・ MIL-STD-750 Test Method 2076
・ MIL-STD-981 Appendix B
また、放射線写真検査(X線検査)では、“ASTM E801” に準拠した
“IQI” (Image Quality Indicators) を採用。
画像品質を確保したX線画像を提供することが可能です。
解析評価室に設置されているX線検査装置では、
ファインフォーカスモードでの “X線透視観察” や
X線CT観察による “内部構造の解析” が可能です。
これらの機能を活用して、電子部品や基板(部品実装基板含む)の
不具合発生時における非破壊検査など幅広いニーズにもお応えします。
外観検査
放射線写真検査(X線検査)と同様に、MIL規格に基づいた “外観検査” を行っています。
・ MIL-STD-883 Test Method 2009
・ MIL-STD-750 Test Method 2071
また付属のカメラやデジタルマイクロスコープ(別室に設置) による “高画質な画像を提供” することも可能です。
初期的故障解析
不具合発生時の非破壊による“初期的な故障解析”として、
放射線写真検査(X線検査)や外観検査などの機械的な検査、
カーブトレーサ―を用いた簡易的な特性測定などの電気的な検査の実施が可能です。
源泉検査 / 審査
解析評価室では、お客様による源泉検査/審査の実施が可能です。
その際、お客様の作業がスムーズに進められるようサポートいたします。
またお客様からのご要望による源泉検査/審査実施の支援、
代行にも対応可能です。(解析評価室以外での支援、代行も可能です。)
“航空宇宙用部品” について何かお困りごとがございましたら、まずはお問い合わせください!
こんな時!!
・ スクリーニングとして “放射線写真検査”を実施したい。
・ “部品のDPA”を実施したい。
・ “放射線写真検査”がメーカーで行われていない。追加で実施したい。
・ 最近納入される部品に外観不良が多い。 “納入前に外観検査”を実施して欲しい。
・ 部品/基板で不具合が発生した。まず非破壊で “初期的な故障解析”を行いたい。
・ “源泉検査/審査”を行いたいが、人手が足りないので手伝ってほしい。
など。
マクニカの “豊富な経験” と “高い技術”をもとにサポートさせていただきます。
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近年、民間企業の宇宙産業参入などにより宇宙業界全体への注目度が高まっています。
1980年より長年航空/宇宙業界での経験を培ってきたマクニカが取り扱う、製品のご紹介のほか航空・宇宙に関する資料を掲載しております。
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