はじめまして。アルティマ技術の新人、太郎です。
私のコラムは主にクロック/タイミングについて学んだことを書きます。宜しくお願いします!
タイミング製品とは、発振器や振動子と言った、クロックを生成するものです。クロックを分配するバッファーや Synthesizer も
タイミング製品に含まれます。
タイミング信号の使用方法は目的によって様々です。いくつか例を挙げます。
アナログのアプリケーションでは、オーディオ信号をデジタル化する際の、アナログ-デジタルコンバーター( ADC )でサンプリングに使用されます。
一方、通信システムでは、 LAN / WAN の高速シリアルリンク上で、データの伝送を同期させるのにクロック信号を使います。
クロック製品は汎用品であるが故、ある程度の精度があれば十分と考えていませんか?
タイミング信号の品質で、システム全体の信頼性が少なからず影響を受けます。
ハチの製作実習の時もそうでしたが、クロックがなければ基板がただの板になってしまうほど、実はクロックは重要です。
タイミング製品は、いわば心臓なのです。
システム全体の信頼性を持たせたい技術者の方は、クロックの精度を見直してみてはいかがでしょうか?
ご相談はアルティマのエンジニアにお願いします!
例えば、
・周波数安定度を○○PPM 以内にしたい
・クロックの基板面積を削減したい
・コスト重視
・FPGA に最適のクロック製品を使用したい
など、お客様のニーズに合わせた製品をご紹介致します。
次回はタイミング製品の選定で注意しなくてはならない Jitter について書きます。