SMPTE ST 2110に特化したセミナーを開催!
本記事では、2022/1/20に開催しましたオンラインセミナー「IP映像伝送最新規格 SMPTE 2110の「ソフトウェア」実装例~デモンストレーションで解説~」の様子をご紹介します。
テクノロジーの進化に伴い映像データ伝送のIP化(Video over IP)は進み、専用の放送機器や規格から解放された「脱SDI」が浸透してきています。さらに現在は放送機器の機能を汎用サーバー上の"ソフトウェア"で実現する方法が注目されています。
しかし、放送機器のソフトウェア化を実現するとなればIPの知識が必要であり、機器メーカー様やコンテンツ配信事業者様にとって慣れ親しんだ通信規格とは異なるEthernet、SMPTE ST 2110など新しい技術への取り組みには構築や実装の際に多くのハードルを超えなければなりません。
今回のセミナーでは、それらを解決するMacnica Media Streaming(M2S) Solutionの、IP映像伝送最新規格SMPTE ST 2110を使用した実装例をデモ動画にして詳しくご紹介しました。


デモ動画の様子
今回ご紹介したM2S (Macnica Media Streaming)Solutionでは、NVIDIAのアダプターカードのConnextX、ミドルウェアにM2S Library、そしてGStreamerなどのOpen Sourceを利用しており、SMPTE ST 2110の実装例としてクラウド配信を想定した送信側と受信側それぞれの構成の様子をご覧いただきました。



当日のAgenda
セミナー内では、ソリューション内で使用していた製品の説明をしたうえで、実際にそれらを使用したソフトウェアでの実装例をご紹介する構成にしました。
質問も多く頂き、「SMEPTE ST 2110」に興味を持たれている参加者の方が多くいらっしゃいました。また、アンケートでは、「自社取り扱い産業用カメラと組み合わせて使用したい」「実際に触っていろいろ試して見たい」「PC製品のIP対応をどのように進めていくのかという方法を探っていた中で大変勉強になった」などのコメントも頂きました。今後も情報発信を続けていきますので、ぜひご活用ください。
時間 | 内容 |
2022/1/20 13:00-14:00 |
1. NVIDIA ConnectX, Rivermax紹介 2. MacnicaMedia Streaming(M2S) Solution 紹介 3. M2S/Rivermaxデモ -ST2110-20 Encapsulation/Decapsulation -GStreamer/VLC Player/OBS Studioとの連携 -NMOS制御-パフォーマンス紹介(1080p/2160p) 4. RivermaxDevelopment Kit 紹介 5. 質疑応答 |
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