SAW発振器

SAW(Surface Acoustic Wave)は、水晶同様、高いQuality Factorを得ることができます。SAWの原理は、金属板をハンマー等で叩いた時に金属板の厚さ、材質、表面積によって特有の振動が発生し、表面を振動が伝わって行くことです。くし形の電極 IDT(Inter Digital Transducer)によって、特定の周波数を共振し、DBRで反射させ、共振周波数のエネルギーの増幅をします。IDTの電極間の距離で波長λが決まります。電極はPiezoelectric Substrateの上に構成され、Substrateの表層を圧電効果によって波形が伝わって行きます。

くし形電極の数が増えればQuality Factorの値が大きくとれるため、水晶と違い高周波を直接発振できるので位相雑音特性が良く、PLL回路等のノイズ要因がありません。

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