タッチ操作は当たり前?

現在ではタッチのユーザーインターフェースは当たり前になり、子供からお年寄りまで何の違和感もなくタッチ操作しています。スマートフォンをはじめとするモバイル端末、キッチン電化製品、銀行や駅などの公共施設、ホテルやデパート等の商業施設など、今や、一日に一度もタッチしない日は無いと言っても過言ではありません。

ここでは、数あるタッチのインターフェースの中から、静電容量式タッチの基本アルゴリズムをご紹介します。

ユーザーインターフェース 方式の違い

まず、ユーザーインターフェースの種類についてお話しします。ユーザーインターフェースは大きく分けてパネル式とボタン式に分類されます。パネル式とボタン式の組み合わせで使用されることも多いと思います。なお、製品仕様及び顧客操作性の観点から選択されますので、どの方式も優劣をつけることはできません。

静電容量式タッチ 基本アルゴリズム

上記のユーザーインターフェースの各方式の内、Microchip社では静電容量式タッチを提供します。静電容量式タッチのアルゴリズムに関して簡単にご紹介します。

静電容量センシングとは?

基本的な検出アルゴリズムは平行板コンデンサと同じ原理で考えることができます。まず、静電容量Cは下記の式で表されます。

静電容量タッチは静電容量の変化を検出するものですので、使用するオーバーレイ(カバー素材)の厚さ/距離、用いる材質の比誘電率、電極面積、PCBの誘電率など、様々な周辺部材の影響を受けます。

 

静電容量式タッチ 検出方式

自己容量方式と相互容量方式の2種類の検出方式があり、Microchip社では両方の方式をサポートしています。

 

~自己容量方式(Self Cap)~

 電極と人体の間に生じる静電容量の変化を検知

~相互容量方式(Mutual Cap)~

 2つの電極間の電界の状態変化によってタッチを検出

いかがでしたでしょうか。

今回は数あるタッチのインターフェースの中から、静電容量式タッチの基本アルゴリズムをご紹介しました。

 

Microchip社 静電容量式タッチソリューション情報

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