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CvPとは?

CvP は Configuration via Protocol の略で、PCI Express* ( PCIe* ) リンクを介して行う FPGA のコンフィグレーション方法です。
CvP は、インテル® Agilex™、インテル® Stratix® 10 インテル® Cyclone® 10 GX、インテル® Arria® 10、 Arria® V、Cyclone® V、 Stratix® V デバイスファミリーでサポートされています。
CvP コンフィグレーション・スキームでは、ペリフェラル・ロジックとコアロジックに対して別々のイメージ(コンフィグレーション・データ)が作成されます。
CvP のメリット

・FPGA と 同一 PCB に配置される ROM*の容量を小さくすることでシステムコストを削減
*FPGA のコンフィグレーション・データを格納するフラッシュ・デバイス
・FPGA をアップデートするのに、フラッシュ**の再プログラミング不要。
**FPGA のコンフィグレーション・データを格納するために FPGA と同一 PCB に配置されるフラッシュ・デバイス
・FPGA コア・ファブリックのアップデートをおこなうためのシステム電源オフが不要
・FPGA コア・ファブリックのアップデートをおこなうためのホストの再起動や FPGA フルチップの再初期化が不要
・デザインを迅速に更新することでアプリケーションの負荷を変更可能。
FPGA のコンフィグレーション方法の比較

・FPGA と同一の PCB 上に配置されたROMからのコンフィグレーション
- 回路構成がシンプル
- 基本的に FPGA への電源投入時にコンフィグレーションが実施される
- FPGA コア・ファブリックのアップデートにはフラッシュの書き換えが必要で、フラッシュ書き換えのための回路が必要
・CvP でのコンフィグレーション
- 回路構成は FPGA と PCIe を接続、ペリフェラルのコンフィグレーション用にフラッシュを配置
- FPGA への電源投入時にはペリフェラル部のコンフィグレーションを実施し、FPGA コア・ファブリックのコンフィグレーションは PCIe ホストより任意のタイミングで実施
- FPGA コア・ファブリックのアップデートは PCIe のホストから PCIe 経由で実施可能
CvP の各種コンテンツ
インテル® Agilex™ FPGA に対しては多数のドキュメントが用意されています。
より詳しい内容を知りたい方はこれらのリンク先の資料をご参照ください。