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汗と涙の結晶『動くマクニカ』

皆さんこんにちは!新卒FAEのコウスケです!

悲しいですが今回で最終話となります!

ついに最初に設定した、『確実なヒット』と『追加項目の芸術点を確実に得る』を実現するためのロボットが完成しました。

それがこちらです!

マクニカ愛を体現したロボット

所属部署(4F)が光るように配線をした基板

マクニカには『社員が皆、ファーストペンギンであり続ける』といった文化があります。

今回はその文化をバットに宿すことにしました!

また、それに加えて筐体には弊社のビルの外装をつけることで動くマクニカの実現しました。

アピールポイントは現在所属している部署の階層が光るように沢山のLEDを配置したことです!(配線に大苦戦)
これで芸術点は確実に得ることができるでしょう。

ルールおさらい

まずはルールのおさらいです!

今回の競技は新卒FAE5人のロボットの個人戦です。

勝敗の決め方は『バッティングでボールが飛んだ場所の得点』と『ベースを一周するまでのタイムの得点』の2つの合計得点、

それに競技終了後の『芸術点』が合わさった合計得点で競い、一番得点が高い人が優勝です。

また、今回は一人2打席行うことができるので、1打席目で結果が出なくても最後まで逆転のチャンスはあります!

1打席目 ~早速ピンチを迎える?!~ 

いよいよTSC杯の開幕です。

会場には本日のイベントを楽しみにしている方々でいっぱいです。

普段は話すことができないようなFAE以外の部署の方々も来ているので、新卒一同、どこか緊張しています。

まずは大事な順番決めです。

私は「ファーストペンギン」の文化を継いだこのロボットが一番初めに打席に立つべきだと思い、一番を選びました。

そしてロボットを打席に立たせ、ついに試合が始まりました。

1球目、ピッチャーからボールが放たれました。

まずはバッティングです。超音波センサがボールを確実に認識し、バットで打ち返すことに成功しました!

ヒットの20点を獲得し、ホームベースを進み始めます。

しかしここでアクシデント発生、一塁についた瞬間ロボットが止まってしまいました(涙)

数秒待っても動き出しません、、ここで涙のストップ。一打席目は終了しました。

そして次のFAEに順番が回り、しばらくして新卒FAEの一打席目が終了しました。
一打席目終了時、各FAEの得点は以下の表の通りです。

まさかまさかの最下位です。

しかしチャンスはもう一度あります。まだ諦めません!!

1打席目の様子

1巡終了後の得点表

2打席目 ~勝利に向けて最終形態に!?~ 

1位とは100点差、一番順位が近い4位ですら40点の差をつけられてしまいました。

前日の最終確認ではベースを一周ができていたのですが、今日はロボットもどこか緊張している様子です。

少しでもロボットの緊張をほぐしてやるために、進みやすいようにするためにマクニカの塗装部分を取り外して2打席目に挑みます。

緊張の2打席目、先ほどと同じようにバットがボールを打ち返しました。

今回はお見事3Bの大ヒットです!!60点を獲得して一周しようとベースを進み始めます。

1塁、2塁、3塁、ぐんぐん進み、最後はホームベースに返ってきました!

タイムは49秒と時間はかかったものの、素晴らしい走りを見せてくれました。

その後、他のFAEにも打席が回り、2打席目も終了しました。

3Bを打った様子(2打席目)

ホームベースに返ってきた様子(2打席目)

2巡終了後の得点表

芸術点の発表 ~勝利は誰の手に!?~

1人二打席の試合が終了し、最後の芸術点の発表です。

まずはTSCのプレジデントによる今回の試合の感想をして頂きました。

新卒FAE一人一人へ向けてのメッセージが終わった後に、ついに芸術点の発表です。

なんと、芸術賞に私が選ばれました!

非常にうれしいです!!これで芸術点を獲得しました!

また、技術統括部長による『技術特別賞』が発表され、これはホームランを打つことができたR.K君が選ばれ得点が加算されました。

最終結果は下の通りです!

芸術点と技術点の発表後の最終得点表

結果は同率3位に決まりました。

念願の勝利を手に入れることができなかったのですが、TOP3に入ることができてとても嬉しいです。(5人中の3位だけど)

正直、まだまだ工夫できたと思う点は沢山あるし、本当はこうしたかったなと思う箇所は多々あります。

一位が取れなくて悔しい気持ちとこうしておけばよかったなどのアイディアは来年の後輩に伝えていこうと思います。

あとがき

ここまで読んでいただき有難うございます!

新卒で入社して右も左も分からないままこの製作実習という大きな課題に挑戦しました。

正直、分からないことだらけで辛いことの方が多かったと思います。

しかし、自分の所属している課や部の垣根を越えて多くの方にサポートをして頂き無事に終えることができました。皆様本当にありがとうございます。

製作実習を終えた私は、MACNICAのFAEとして活躍するための製品勉強が始まります。

この製作実習で学んだ経験を無駄にしないよう、これからも頑張ります!!

- (完) -