マクニカ杯開催?!

はじめまして!Infineon車載チーム新人エンジニアのクロちゃんです!

突然ですが、マクニカには新人エンジニアたちの登竜門として製作実習というものがあるということを皆さんご存じでしょうか?

恐らくほとんどの方は初耳かと思うので簡単に紹介させていただくと、

毎年変わるお題に対して、新人たちが切磋琢磨しながら1からロボット製作に取り組み、決められた期限内までにロボットを作り上げ、最後は完成させたロボットたちを競い合わせるという全社大盛りあがりの一大イベントになります!

ちなみに今回のお題は、昨年行われたサッカーのカタールW杯にちなんで「ラジコン操作のサッカーロボット製作」でした。(余談ですが、昨年のW杯はとても盛り上がりましたね!)

例年は新人同士の競い合いがメインなのですが、今回はなんとクロちゃんを含む新人エンジニア3人で手を組み、それぞれの個性を出したロボットで市販のサッカーロボットとの試合を行うという形式で”マクニカ杯”が開催されました。

この記事ではサッカーロボットを作っていく過程での私クロちゃんの奮闘と挫折を皆様にお届けしたいと思っていますので、ぜひ温かい目で見ていただければ幸いです!

競技ルール概要 ~ 豪華景品はすべていただく! ~

全体の研修を終えそれぞれの担当部署に配属された後、新人エンジニア達に向けて教育担当の方から製作実習の実施と具体的な競技ルールの説明がされました。

試合は我ら新人エンジニアチームの作成したロボットと市販のロボットによる2対2のガチンコマッチ!なので、新人エンジニア3人がそれぞれ全員とペアが組めるように計3試合行われます。そして使用するボールはもちろんFIFA公式の5号球!、、などではなく市販のサッカーロボットに備え付けのボール(ピンポン玉くらいのサイズ)を使用します。

そしてここからが重要なのですが、ただ試合を行うだけではなく、「試合結果」、「技術的なロボットの完成度」、「当日のロボットのパフォーマンス(盛り上げ度合い)」の評価に応じて豪華景品が複数用意されているとのことでした!

ぜひともクロちゃんが豪華景品全部かっさらってやろうではありませんか!メラメラと燃え上がったクロちゃんはやる気満々で製作実習をスタートしました。

ただ、このときのクロちゃんは後にあんな悲劇が起こるなんて想像もしていないのであった。。。

次回からは実際に製作実習を進めていく過程をお伝えしていきますのでお楽しみに!

【新人エンジニアのサッカーロボット製作日記】

第二話 『これが最強のサッカーロボット?!君の名はマラドーナくんだ!!』

第三話 『何度でも生き返れ!不死鳥マラドーナくん!!』

第四話 『目覚めの時は来た、発進!マラドーナくん!!』

第五話 『運命のKICK OFF!! その栄冠を掴むのは...』