konashi(こなし)・Koshian(こしあん) って何ですか?

今回はkonashi(こなし)とKoshian(こしあん)の名前の由来についてご紹介します。

「こなし」とはもともと、白漉し餡に小麦粉を混ぜて蒸したのちに”こなし”たものを砂糖などを加えて甘みをつけた、白餡を主原料にした和菓子の材料となる生地のことです。

「こなし」というのは、「蒸し上げた材料をまとめて、砂糖やシロップを加えて固さを調整しながら揉みこなす。」作業から来ています。さらにこれに着色して様々な形に成型して生菓子が出来上がります。

つまり「こなし」は様々な和菓子に姿を変える元となる原材料しかも素材ではなく中間加工品、いわばモジュールということです。


そう、konashiは、
皆さんのアイディアをベースにして、様々な機器に姿を変えるモジュールということなのです。

そしてKoshianは、
konashiを作るために欠かせない主原料ということです。

しかもこの"konashi" と "Koshian"、アナグラムになってるんですよ!
気がついてましたか?

konashi(こなし)

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konashi - a physical computing toolkit for iOS devices

konashi(こなし)は、「ユカイ工学株式会社」が開発した、iPhone/iPadのためのフィジカル・コンピューティングツールキットです。iOSから簡単にハードウェアにアクセスする開発環境を提供し、マイコン側のファームウェア開発をすることなくソフトウェアエンジニア・デザイナ・アーティストが手軽にプロトタイピングを行うツールとしてお使いいただけます。開発言語としてObjective-CとJavascriptを採用しており、iOSエンジニア・webエンジニアの方にも馴染みやすいものとなっています。また、Bluetoothモジュールとして Koshian™ を搭載しているため、ファームウェアを書き換えてお使いいただくことも可能です。

Koshian(こしあん)

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koshian - Bluetooth® SMART モジュール(konashi互換)

Koshian – Bluetooth Smart® Moduleは、CypressのWICED SMART BLE SiPモジュール BCM20737Sを基板に実装した「マクニカ」が開発した、konashi2.0互換の超小型BLEモジュールです。KoshianにはKonashi2.0 APIに対応したファームウェアを実装しているので、Bluetoothの知識が無くても、iOSデバイスからKoshianのハードウェアインタフェース(A/D, UART, I2C, PWM, GPIO)にBluetooth無線通信で簡単にアクセスするプログラムが開発することができます。
また、Koshianの基板端には端面スルーホールを配置しているので、ピンヘッダをハンダ付けすればKoshianをブレークアウトボードにマウントできます。端面スルーホールのピッチが1.27mmと狭いのでちょっとハンダ付けは難しいです。ハンダがブリッジして隣同士のパッドが繋がらないように気をつけてください。

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