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このコンテンツのポイント!

  • ご協力いただいた株式会社RICOH様の「つくる~む新横」をご紹介
  • レーザーカッターに入力するIllustratorファイルのフォーマットについて

つくる~む新横

リコー新横浜事業所内にある「つくる~む新横」は2015年2月にオープンしたファブスペースです。社員であれば誰でも利用可能で、室内には3Dプリンタやレーザーカッター、導電性インク専用プリンタなどのデジタル工作機器が用意されており、スペース内には社員の方が作った試作品が展示されています。
マクニカブランドのMpression製品であるkoshianも直ぐに試作開発に使えるように展示させていただいています。

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つくる~む新横の作業スペース

カッティングデータのフォーマットについて

使用させていただいた装置はtrotec社のSpeedy100で、610mm×305mm までの素材を扱うことができます。今回は270×320×5mmのアクリルパネルを加工しました。
カッティングデータにはAdobe社のIllustratorのデータを用います。以下がカッティングデータを作成する上での注意点となります。

  • カラーモード:RGB
  • カットしたい線種:0.01pt
  • カットする線のカラー:R255 / G0 / B0
  • 彫刻する面のカラー:R0 / G255 / B0
  • バージョン:CS4
  • カットと彫刻面を別のレイヤーに分けること


以上を考慮したデータをマシンに読み込み、Illustratorデータをカッティングデータに変換して切断を開始します。

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彫刻面をレーザー切削している様子

完成!

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これでディスプレイパネルの部分は完成です。あとは下からLEDを当てれば光るディスプレイパネルに変身します。完成まであと少し!