AIやHPC(High Performance Computing)のネットワークは高速だけでなく、消費電力、コスト、信号品質などのバランスを満たす接続技術が重要になっています。
新たな短距離接続の選択肢として、Active Electrical Cableに注目されおり、本記事では、Active Electrical Cableを紹介します。
また、Active Electrical Cableと混同されがちなActive Copper Cable(以降、ACC)や、従来の短距離接続で主流なDirect Attach Cable(以降、DAC)、Active Optical Cable(以降、AOC)との違いを紹介します。
Active Electrical Cableとは?
Active Electrical Cable(以降、AEC)は、Re-timer ICを内蔵した高速信号モジュールを銅線でアッセンブリした製品です。図1のように、AECはRe-timer ICにより、モジュールの送信端と受信端で電気信号を補正します。
AOC、AEC、ACC、DACの違い
4種類のケーブルは、電気信号の補正と光電変換の有無が異なります。
AECとACCは混同されがちですが、AECは送信端と受信端で電気信号を補正するのに対して、ACCはRe-driver ICにより、受信端のみで電気信号を補正します。
以下の図2が各ケーブルのイメージとなります。
また、4種類のケーブルは、電気信号の補正と光電変換の有無によって、一般的に以下の違いがあります。なお、最大長さが長いほど、高速信号の品質を維持できることを指します。
表1. ケーブルの違い
|
ケーブル種類 |
価格 |
最大長さ |
消費電力 |
曲げ |
その他 |
|
AOC |
💲💲💲*1 |
数10m *2 |
⚡⚡⚡*1 |
○ |
モニター機能あり |
|
AEC |
💲💲*1 |
5~10m *2 |
⚡⚡*1 |
△ |
低遅延 |
|
ACC |
💲*1 |
3~5m *2 |
⚡*1 |
△ |
低遅延 |
|
DAC |
💲*1 |
3~5m *2 |
⚡*1 |
△ |
低遅延 |
*1 イメージです
*2 伝送レートによります
以上から、AECは高速、消費電力、コスト、信号品質のバランスに優れるケーブルとして注目されています。
まとめ
Active Electrical Cableは高速、消費電力、コスト、信号品質のバランスに優れるケーブルとして、AIやHPCのネットワークで注目されています。
以下は、弊社が取り扱いしているCoherent社の高速信号ケーブルのポートフォリオです。
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