JANOG50 Meeting in Hakodate [イベントレポート]

JANOG50 Meeting in Hakodateにマクニカが出展・登壇しました!その様子をご紹介します。 

JANOG50

現地でブース展示しました!

JANOGとはJApan Network Operators' Groupの略で、インターネットの技術やオペレーションに関する課題や知見やノウハウが議論、検討、紹介され、インターネットに関わる幅広い方々へ貢献することを目的としているグループです。

 

半年に一度開催されるJANOG Meetingですが、50回目となる今回は2022年7月13日(水)~15日(金)に北海道函館市函館アリーナにて開催されました。前回、前々回とオンライン展示が続いていた中、久しぶりに現地へブース展示ができるとのことで、直接参加者の方々とお話しできることに期待を膨らませながら当日に挑みました。会場には最大約1300名の方が来場され、様々な方と情報交換をおこなうことができました。

JANOG50 入口

IoT デバイスの爆発的拡大や、4K/8KやVR などの大容量映像配信の需要が増加していることもあり、データセンターネットワークでは広帯域化が進んでいます。データセンター内外の機器間を繋ぐネットワークは100G、400Gと高速化していますが、100Gの成熟期を迎えようとしている今、これから400Gの需要が急速に高まると予測されています。

 

今回のマクニカブースでは、そんな昨今特に注目を集める400G-ZR+における長距離(80km)伝送のデモを展示いたしました。

画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

2つのプログラムにて当社社員が登壇しました!

展示ブースのほかに、JANOG50では3日間に渡り、様々な企業の方々が講演をされています。当社からも3名が2講演で登壇しました。

高速光ファイバ通信における”反射減衰量”の影響を徹底解析!反射による通信エラーを解決します

NTTアドバンステクノロジ株式会社 藤原氏と共に、通信エラーのアイパターンを中心に実機を用いて定量的に計測した結果とその解決策を解説し、100G通信環境を構築される方にとって参考にしていただける内容を発表しました。当社より登壇した阿部野氏と松野氏は、光伝送を阻む「反射」において、多重反射の発生時におけるアイパターンの計測に協力し、解説しました。

高速光ファイバ通信における”反射減衰量”の影響を徹底解析!反射による通信エ ラーを解決します

本講演の資料と動画をJANOG公式ページにてご覧いただくことができます。本記事の末尾をご確認ください。

できるのか?400G光伝送?

DCI(Data Center Interconnection)の400Gbps化において、運用上で注意すべきポイントについて紹介しました。光通信業界の中でも先進的な取り組みをされている名立たる企業の方々が集まる中、当社からも磯野氏が参加し、400G-ZRの技術についてかなりマニアックに解説しました。

 

株式会社ブロードバンドタワー 西野氏、株式会社KADOKAWA Connected 東松氏と髙木氏、独立行政法人 情報処理推進機構/ソフトイーサ株式会社 松本氏と登壇させていただきました。特に特徴的だったのは、各社の強みや知見、機材を共有し組織を超えた協力で100km 400G伝送ワイヤーレート試験を成功させたことで、なんともJANOGらしい発表でした。

できるのか?400G光伝送?

講演の詳細は、下記よりご確認ください。

講演の資料・アーカイブ動画がご覧いただけます!

当日現地へ行かれた方、行けなかった方、もう一度資料をじっくり見たい方も、ぜひ下記リンクから資料とアーカイブ動画をご覧ください。アーカイブ配信は2022年8月31日13:00まで公開される予定です。

講演タイトル

詳細ページ

高速光ファイバ通信における”反射減衰量”の影響を徹底解析!反射による通信エラーを解決します

https://www.janog.gr.jp/meeting/janog50/100g/
できるのか?400G光伝送? https://www.janog.gr.jp/meeting/janog50/400g/

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