はじめに

こんにちは。ファイです。

今回は抵抗の仕様と種類について書いていきたいと思います。
きっかけは、抵抗に“1/16W”という数字がついており、なんだこれ???と思ったことでした。
色々と調べていくうちに、一口に抵抗と言っても多くの種類があることが分かりました。

いまさら抵抗かぁ・・・
と思う方もいるかもしれませんが、改めて読んで頂くと新しい発見があるかもしれませんので、 ぜひ最後までお付き合いください。


 

 

 

 

 

図1:抵抗

 

 

 

 

私が抵抗と聞いて想像したのは、図1のものだけでした。
正直、これ以外にも抵抗があるなんて、まったく知りませんでした。

実際に調べてみると、 抵抗も用途に応じて使い分けをしなければならないということも分かりました。
抵抗の種類の紹介の前に、 先ずは代表的な仕様のおさらいをしたいと思います。


抵抗の仕様

 

 

表1に抵抗の代表的な仕様を記載します。

 

 

 

 

 

表1:抵抗の代表的な仕様

 

 

 

 

最初疑問に思った”1/16W”は定格電力のことだったのです。

表1を見るだけでも誤差や熱など、抵抗を 使用するうえで注意しなければならない点がたくさんありそうです。


定格電力を超えると...

 

 

仮に定格電力を超えた場合はどうなるのでしょうか。

 

 

 

 

 

図2:抵抗の回路

 

 

 

 

例として1Vの電圧源に1Ωの抵抗が直列で接続された回路を考えてみます (図2)。

この時、抵抗が消費する電力は次のようになります。
1A×1V=1W・・・・・・・・・(1)

このとき定格電力1/16Wの抵抗を使用してしまうと、 抵抗が焼けてしまい煙やにおいが発生します。
最悪の場合、火が噴き出ることもあり 非常に危険ですので抵抗を使用する前は 定格電力をよく確認してください。


抵抗の種類

 

 

次に抵抗の種類についてご紹介したいと思います。
表2に代表的な抵抗の種類と特徴をまとめました。

 

 

 

 

 

表2:抵抗の種類と特徴

 

 

 

 

上記以外にも抵抗には様々な種類があります。
正直文字だけだと理解するのが大変なので イメージキャラクターを作っちゃいました笑
あくまでイメージなので参考程度にどうぞ!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうですか?それぞれ個性豊かな特徴を持っていますね!
表3に各種抵抗の仕様をまとめてみました。
(※数字はあくまで参考値で、中電力、大電力はイメージとなります。)

 

 

 

 

 

表3:各種抵抗の仕様と特徴

まとめ

 

 

今回は抵抗の仕様と種類についてまとめてみました!

改めて抵抗といっても様々な種類があり それぞれ用途に応じて 使い分ける必要があることが分かりました。
今回それぞれの抵抗の仕様を 比較することができたので、 今後の選定時には注意したいと思います。

次回もお楽しみに!