すぐわかるものづくりコンサル | 未経験でも安心!IoTデバイス開発支援

上司や他部門から、無茶ぶりな新規開発を依頼されることがありませんか?
新事業の開発先でお困りのことはありませんか?

お困りごとの解決に向けた、説明漫画と、当社提供ソリューションについて下記ご紹介いたします。

新規事業の開発進捗
企画開発から製造まで商品化をサポート
マクニカによる支援
マクニカのエンジニアによる課題解決
課題解決と量産製造

新事業担当になり、何から手を付けてよいかお困りの方へ

今までエレクトロニクスとは縁遠かった業界においても、AIIoTなど新たな技術の登場により、事業課題の解決や効率化、価値向上にテクノロジーを取り入れたいと考えている企業が増えています。このようなニーズは幅広い業界で増えていますが、エレクトロニクス業界以外のお客様は社内に技術者がいないことが多く、テクノロジーに対する知見もなく、どこに相談すれば良いかすら分からないという課題を抱えています。

また相談するにしても、相談先の論理で物事を進められてしまうのではないか、囲い込まれてしまうのではないか、知らないことを良いことに食い物にされるのではないかという不安が付きものです。そうしたなか、安心して相談できるプロの相談相手が求められます。

マクニカは半導体商社の強みを活かして、

「最先端かつ最適な半導体デバイスの選定をお手伝いします。」
「数多くの企業様の技術支援で培った技術力があります。」
「幅広いお客様との直取引により、鮮度の高いパートナー情報力を有しています。」


状況に応じた幅広い選択肢から、課題を抱えたお客様の声に真にお応えすることができます。今回は、新事業のパートナーとして、マクニカものづくりコンサルティングを利用するメリットについて詳しく解説します。

アイデアをいっしょにカタチにしませんか?

製品やサービスのIoT化、エレクトロニクス化

現代において新機軸の製品を開発することはかなり難しくなっています。一方で、既存の製品・サービスの陳腐化は免れず、発想の転換が求められています。そのブレークスルーの一つが、製品やサービスのIoT化、エレクトロニクス化であり、「ものづくりコンサルティング」サービスはその具現化をお手伝いするサービスです。

たとえば、健康・美容の分野でIoT技術を活用したヘルスケア商品が多数登場し、日々の健康管理に活用されています。また身近な食の分野においても、IoT技術によって高品質の食品を安全に、スマートフォンで購入できる時代になっています。こうしたムーブメントは、ほとんどの業界で起こっており、いまやどの企業様にとっても、既存の製品やサービスをIoT化、エレクトロニクス化していくことは喫緊の課題となっています。

当社は、技術商社として長年培ってきた技術力と知見と経験、情報ネットワークをフル活用して、これからエレクトロニクスを導入される新たなお客様の課題解決やイノベーションを加速する「ものづくり支援」をおこなってまいります。

将来の事業発展のために、製品やサービスを高度化していきたい

新規事業開発を手厚く支援

当社では、はじめてのものづくりをおこなう企業様の支援を、様々な業界、業種向けに実施してきました。いくつかの事例をご紹介します。

1. はじめての製品IoT化

ご要望:
自社製品にセンサーと無線機能(スマホ等によるデータ取得)を搭載したい。

ご提案:
センシング対象物に合わせた最適なセンサーと、小型で多機能な無線(Bluetooth)モジュールを選定。また、商品に内蔵できる基板の小型化やスマートフォンにおけるアプリケーション開発など、ハードウェア、ソフトウェアの両面でご提案。

コンサルタントの声:
初めて製品をIoT化するということで、ご相談する会社選びからお悩みでしたが、当社の製品コンセプトや今回のIoT化の目的など、何度かディスカッションさせていただくなかで、ご要求される仕様が明確になりました。現在は製品化を通じて得られた結果をもとに、第二弾の製品開発をお手伝いさせていただいております。

2. 新製品のエレクトロニクス化

ご要望:
新たな商品ニーズに対応するため、既存製品にエレクトロニクスを導入したい。

ご提案:
既存製品に特定データを測定する機能の追加が目的と伺い、いくつかのセンサーを選定し、その測定方法と実施検証についてご提案。その後、検証とレビューを重ね、測定方法を確立し、実際の製品への組み込みも対応。

コンサルタントの声:
現行製品のリニューアルの機会にエレクトロニクス化し、価値を高め、新たな顧客ニーズに対応したいとお考えでした。お客様はエレクトロニクス分野とは異なる業界の製品を作られており、最初はご心配もあったようですが、熱意とご協力もあり、さまざまな環境での実験・検証を経ながら、製品のエレクトロニクス化をおこなうことができたと思います。

3. 自社技術の応用(事業領域の拡大)

ご要望:
既存製品におけるデータセンシングの精度と速度を向上させたい。

ご提案:
お客様がさまざまな環境で測定されたデータをもとに、ディスカッションを実施。高い精度のセンシングをおこなうには、センサーの変更と合わせ、ベースとなる機器の変更も必要であることが分かり、機器の構造変更も含めてご提案。

コンサルタントの声:
ご提案させていただいたセンサーはお客様の従来の情報網では見つけられなかったメーカーの製品でした。当社はセンサーのメーカー変更に戸惑いもあったようですが、メーカーや当社の持つ実績データなどを踏まえてご採用を決定していただきました。結果として、当初お客様が目標とされていたセンシング精度と速度を上回る製品仕様を実現しました。

4. 筐体や機構を含むものづくり

ご要望:
エレクトロニクスだけではなく、筐体や機構を含むトータルでの製品化をしたい。

ご提案:
全くエレクトロニクスとは無関係の業種で、なんとなくのイメージはあるものの、どう具現化していいかお困りのところ、ご相談いただいた。特にエレクトロニクスを絡めて他社と差別化したいとのご意向のもと、当社より筐体まで含めた具体プランをご提案。

コンサルタントの声:
お客様のイメ―ジや事業プランをお伺いして、仕様書作成からお手伝いさせていただきました。またパートナー選定において、当社がお客様の立場に立ってアドバイスをさせていただくことにより、お客様は最適な選定をすることができました。結果、初めてではありましたが、ものづくりをスムーズに進めることができました。

ものづくりコンサルティングの課題対応力

新規製品開発において、トラブルは付きものです。仕様書の通り一発で動くということは100%なく、必ず何かしら壁にぶち当たります。そんなときこそ当社の力が発揮されるときです。

最適な半導体デバイスの選定

最適な半導体デバイスの選定

お客様の仕様に沿ったものづくりを進める際に、最適な半導体デバイスの選定が必須となります。この事例では防水仕様の筐体を作る必要があり、筐体に穴や隙間が許されない構造でした。ただ、お客様がもともと考えていたセンシング方法では、防水仕様の筐体を作ることができなかったため、当社からは密閉された筐体内からでもセンシング可能なデバイスを提案しました。

また、小型化に合わせた無線化と、商品の量産体制を整えてほしいというニーズもありました。最適な無線モジュールの選定と基板の小型化、EMS先との連携による商用に向けた品質と生産体制をご提案しました。

粘り強い対応

技術チームを中心に問題箇所の究明

従来の自社製品では測定できない、高精度なデータの測定をおこないたいというニーズに応えるため、測定方式の検討から実施検証を経て、最適なセンサーを選定したうえでデータ精度の向上を実現していきました。

しかしながら、測定したデータが通信できなくなるという問題が発生。原因を探っていくと、想定の10倍以上の電力消費が発生しており、バッテリーが10倍以上の速度で減ってしまっていることが分かりました。問題箇所の究明をおこなうと、電子回路に設計ミスが見つかりました。

この問題に対応するため、技術チームを中心に電源回路の見直しを実施。データ取得も必要最低限の頻度でおこない、電力消費を抑えることでバッテリーの持ちを改善。さらにスリープモードの導入といった追加対策を取ることで改善することができました。

マクニカについて

エレクトロニクス、半導体、ITネットワークなど、いわゆる業界以外のお客様には馴染みのない会社名なのではないでしょうか。

当社は、半導体商社での国内取扱高No.1、グローバルでも上位に位置する、半導体とネットワーク、近年においては、IoTAI、ロボットなどを取り扱う、日本発の技術商社です。技術商社のパイオニアとして1972年の創業から、一貫して世界の最先端製品・技術・サービスに、当社独自の付加価値を加えお客様へ提供するというスタイルを築き、貫き通してまいりました。

コンピュータや電卓など、エレクトロニクス黎明期の1970年代から、国内外の半導体・ネットワークに未来の可能性を感じ、日本のお客様へ、ご要求に応じた技術支援・各種ドキュメント・流通、そして商習慣や言語の壁への対応など、解決策や独自の価値を加え、提供し続けてまいりました。同時に、グローバルでの情報網、リレーションなど、商社ならではの無形の価値も築き上げてまいりました。

そのスタイルは、引継ぎ続かれ、独自の自社技術ソリューションであるMpressionへと発展し、評価ボード、IPソフトウェア、最新技術のPoCなどの新たな取り組みに至っています。そしてもう一つ、あらゆるお客様のテクノロジー活用による製品、サービスなどの具現化を支援する新たな取り組みとして、ものづくりコンサルティングに至っています。

現在、あらゆる業界において、正解規模でこれまでにないスピードで、テクノロジーの活用によるイノベーションが始まろうとしています。

お客様におかれましても、これまで自業界は無縁と感じていながらも、隣を見てみれば、テクノロジーによって課題解決や新たな付加価値サービスを展開しているのを目の当たりにし、驚かれることもあるのではないでしょうか。たとえば、無縁とも思われる商店街の八百屋や魚屋などでも電子決済端末が当たり前のようにあるもうそこまでテクノロジー化の波は来ています。

当社は、これまで培ってきた技術力とビジネス力、そして商社ならではの情報力を組み合わせ、お客様の状況に応じた、ものづくりコンサルティングをおこない、主役たるお客様、そしてパートナーをはじめとする皆様と、併走させていただきながら、課題解決・価値向上・イノベーションの実現に貢献できればと思っております。

明日に向かって、多くの皆様と、一緒に未来を創っていきたい。ものづくりコンサルティングが、幅広いお客様の課題解決と価値向上、イノベーションを加速する一助となれば幸いです。

ものづくりコンサルティングサービス

ものづくりコンサルティングサービス詳細は以下ボタンよりご参照ください。

お問い合わせ / ご相談

新規市場開拓、新製品開発を推進するため、製品・サービスのエレクトロニクス化、IoT化をご検討している企業様には、最適な部品選定から導入方法までをコンサルティングし、ご支援させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。ご要望に応じてオンライン会議も可能です。


※尚、企業様向けサービスのため、該当しないお問い合わせにつきましてはご対応できかねますので何卒ご了承ください。