[解決策] 企業向けクラウド・コンテンツ管理「Box」で、製造業のデジタル変革を実現~ビジネスを一変するセキュアなデータ保管とファイル共有~

企業が利用するICTソリューションが多様化し、デジタルデータが飛躍的に増えたことで、保管や共有、バージョン管理などの課題が発生しています。製造業を始め、多くの企業が「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を模索する今、データを柔軟に活用でき、生産性向上に貢献する、セキュアなデータ管理が求められているのです。

ここでは、企業のデジタルトランスフォーメーションを可能にするソリューションとして、世界で92,000社以上に導入されているセキュアなクラウド・コンテンツ・マネジメントのプラットフォーム「Box」をご紹介します。

企業のあらゆるニーズに対応。セキュリティと利便性を両立する「Box」

「Box」は企業のあらゆるニーズに対応しています。さまざまな特長の中から、ここでは3点をご紹介しましょう。

Boxの特長(1) データ保管先と共有ツールを一元化。140以上※のアプリとAPI連携

「Box」は国内140以上の代表的な業務アプリケーションや、企業独自のアプリケーションとAPIで連携し、データの保管先として利用できます。保管できる総データ容量は無制限です。あらゆるデータをクラウド上に保管し、社内外とセキュアに共有できます。

ファイルの共有は「共有リンク」または「フォルダ共有」でおこないます。万が一、誤ってリンクを共有した場合は、リンクを無効化すれば即時にアクセスできなくなるため安心です。共有した相手(コラボレータ)のアクセス状況も確認できます。

ファイルをダウンロードせずに閲覧できる「プレビュー機能」は、130種類以上のファイル形式に対応しています。閲覧するためのソフトが無く、端末にデータを移動する手間を防げます。

ファイルへの「コメント投稿機能」や「共同編集機能」で、コラボレータとシームレスにコミュニケーションできます。

ファイル本文が対象となる高度な検索機能や、メタデータの付与機能で、検索にかかる時間を減らせます。

多彩な機能で、セキュリティと利便性を両立できます。

Boxの特長(2) 自動で確実なバージョン管理。変更の取り消しもワンクリックで可能

「Box」に同じ名前のファイルをアップロードすると、自動でバージョン管理が行われます。誤って上書き保存した場合にもワンクリックで前のバージョンに戻すことが可能です。管理できるバージョンの最大数は無制限(別途Governanceオプションが必要)に設定することもできます。「うっかり上書き保存してしまった」「どれが最新版かわからなくなった」などのトラブルがなくなります。

また、万が一、ランサムウェアに感染しても、感染する前の状態にファイルを戻すことができます。業務への影響を最小限にとどめることができるため、有事への備えとしても有効です。

Boxの特長(3) ログを7年間保存。監査対応も万全のセキュリティ機能

アクセスログが7年間保存され、監査証跡として利用できます。必要に応じて「アクセス統計情報」「ユーザアクティビティ」の表示やダウンロードを行えるため、監査対応を省力化できます。

7段階のアクセス制御で、「閲覧のみ」「削除不可」など、業務の実態と一致するユーザのアクセス権限をファイルやフォルダごとに適切に付与できます。

ファイル共有の相手先を限定する「コラボレーションホワイトリスト」、ファイルを保持する期間を強制的に適用する「リテンションポリシー」など、監査に対応する豊富なセキュリティ機能を備えています。

データセンターの地域を指定できるオプション機能「Box Zones」で、データの保管先を日本国内に限定することも可能です。ユーザ単位で保管地域を指定できるマルチゾーンズ機能もあり、海外に複数の拠点を持つグローバル企業にも対応できます。GDPR(EU一般データ保護規則)の要件を満たすデータ保管場所としても利用できます。

「Box」の幅広い活用シーン。企業のデジタル変革に貢献

「Box」で実現できる、効率的なビジネスプロセスの一例をご紹介しましょう。製造業での例ですが、他業種でも同様に活用できます。

企業でのBoxの活用シーン

  • 「営業資料を顧客に共有し、相手がアクセスしたことを確認してから連絡する」など、商談をスムーズに推進できます。
  • 新しいカタログを販売代理店に配布する際は、一斉メールで共有リンクのURLを連絡するだけでシンプルに済みます。閲覧パスワードや共有期限も設定できます。カタログ期限が到来したら自動的に閲覧不可にすることも可能です。
  • 設計など、社外関係先との共同作業も、フォルダ共有や共同編集で効率的に推進できます。コメント投稿やバージョン管理で、経緯をさかのぼって確認することも簡単です。
  • 顧客との商談中や、工場・物流拠点への出張中など、場所やデバイスを問わず必要なデータにアクセスできるため、ワークスタイル変革を実現できます。
  • 写真や動画をBox Capture(Boxのカメラアプリ)で撮影し、簡単な操作で保管、共有できます。工場から本社に緊急で連絡したい機械のトラブルや、現地への出張報告などもスピーディにおこなえます。
  • ファイルへの「アクセス日時」と「ユーザアカウント」がファイル上に刻印される「電子透かし機能」で、リリース前の新製品情報や設計図面など、機密の漏えいに抑止効果が期待できます。

※2019年3月現在

マクニカは、日本国内における「Box」のプレミアパートナーです。
豊富な実績で培った知見で、スムーズな導入や、他アプリケーションとの効果的な連携をご提案します。
「Box」の導入にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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