[課題] 建設・工事業でのデータ管理の課題は「Box」で解消~現場のNASをクラウドにリプレイスするメリットとは?~

近年の建設ラッシュで、深刻な人手不足が続く建設・工事業界。「働き方改革」や「生産性向上」に向けて、スマートデバイスが積極的に導入されてきました。一方で、「スマートデバイスを導入したものの、活用できていない」「限られたアプリケーションを利用するだけの専用端末のようになっている」「現場からアクセスできない情報があり、不便だ」といった声も聞かれます。多くは、現場に設置したNAS(ネットワークアタッチトストレージ)でデータを管理している企業で、「スマートデバイスの活用」と同時に、「NASの容量不足」「データ共有」にも課題を持っていることが多いようです。

ここでは、建設・工事業におけるデータ管理の課題を整理し、解決のヒントを紹介します。

建設・工事業界のデータ管理の課題は?働き方改革を阻害する3つの手間

現在、建設・工事業で見られる、代表的なデータ管理の課題は、以下のようなものです。多くの企業で、似たような経験をお持ちではないでしょうか。

課題(1) NAS管理の煩雑さとセキュリティリスク

現場でデータを管理するために、NASが利用されるのが一般的ですが、昨今では、写真や動画、図面など1つ1つのデータサイズが大きくなり、すぐに容量が不足して、頻繁にストレージの増設が必要になります。精密機器には不向きな環境のため、故障しやすく、その対応も現場の負担になっています。

一方、本社では、現場の予算でNASが設置されることで、ガバナンスに問題を感じていることが多いようです。バックアップやセキュリティ対策が手薄になりがちで、データ消失のリスクや、情報漏えいのリスクもあります。現場のNASをいかにして可視化し、監査をおこなうかがIT管理者の悩みの種です。

課題(2) パソコンで作業をするために、現場と事務所の往復が発生

「作業日報や作業指示書を書くために、いちいち事務所に戻らないといけない」というように、事務所でのパソコン作業のために、現場と事務所の往復が発生している企業は多くあります。野帳に記入した手書きの情報は、データとしてそのまま共有することは困難です。作業が属人化しやすく、特定の担当者に負荷が集中して、結果的に現場の関係者を待たせることが遅延につながります。また、「事務所で作ったデータは事務所のNASやサーバに入っているため、現場から閲覧できない」など、必要なときに必要な情報にアクセスできないことが、働き方改革を妨げている例も散見されます。

課題(3) 現場で撮影した画像データなどの共有が面倒

スマートデバイスを配布して、現場の状況を手軽に撮影できるようになったものの、共有する際には「一度パソコンに取り込む」「数枚を選んでメールで送信する」「サイズが大きいものは、CD-RやUSBメモリなどの物理媒体に入れて相手に渡す」といった作業が必要で、「せっかくの画像も活用するまでが煩雑」と感じている企業は多いようです。

画像だけでなく、図面や作業計画といったさまざまな資料がデジタル化されて、本社や協力会社とのデータ共有が課題になっています。メールは、送信の手間に加えて、誤送信によるセキュリティリスクがあります。「何度もやり取りするうちに、どれが最新版かわからなくなった」「間違えて古いバージョンを更新してしまった」なども、よく起きる失敗です。

クラウド型コンテンツ管理プラットフォーム「Box」にNASをリプレイス

建設・工事業で、こうした課題を抱える企業に提案したいのが、クラウド型コンテンツ管理プラットフォーム「Box」です。1ファイル最大15GBまで(オプション有効化の場合)のファイルを容量無制限でクラウド上に保管し、簡単な操作でセキュアに共有できる、企業向けのサービスです。世界では約90,000社※、国内でも大手企業や学校法人を中心に、4,500社以上※に利用されています。

建設・工事業の現場のNASを「Box」にリプレイスすることで、下記のようなメリットを得られます。

  • 保管できる総データ容量が無制限のため、ストレージ容量不足に悩まされることなく、さまざまなデータの一元管理を実現します。
  • 「Box」に保管したデータは、シンプルな操作性で社内外とセキュアに共有できます。現場と本社、協力会社とも簡単にデータを共有できます。共同編集機能を備えているため、プロジェクト内のデータ管理や共同作業を、格段に効率化できます。
  • 多様なデバイスから、どこからでもセキュアに必要なデータへアクセスできるため、現場と事務所の往復をなくして、生産性を向上できます。電子野帳アプリケーションとの連携で、作業指示書もその場で作成できます。
  • 現場の写真や動画をカメラアプリ「Box Caputure」で撮影し、そのまま簡単に保管できます。煩わしさが一切なく、撮影した画像や動画を手軽に活用できます。
  • 多様なセキュリティ機能、監査に役立つログ機能を備えています。現場のデータセキュリティも簡単に確保できます。
  • クラウドサービスなので、セキュリティ対策やバックアップが自動でおこなわれます。NASの管理が不要になり、本来の業務に集中できます。

※2019年3月現在

上記課題に対する解決方法はこちらから!

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株式会社マクニカ Box 担当

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