Box

ボックス

Box - ユーザー事例 - 福岡大学様

学生、職員、教員が利用する共通ファイル管理基盤に「Box」を導入
ファイルのやり取りが一本化され、利用率は90%を超える
Box導入のポイント
  • エンタープライズサービスとしての管理機能が豊富で、柔軟な制御や利用状況の把握が可能
  • ストレージ容量が無制限で、操作も簡単
  • 大規模な人員の異動にも容易に対応できるプロビジョニングツール「 Hakonnect」が利用可能
奥村 勝氏

情報基盤センター 研究開発室
室長 教授 博士(情報工学)
奥村 勝氏

学生、職員、教員のファイル管理がバラバラ 利便性が悪く、ガバナンスが効かなくなるおそれも

福岡市の南西部に広大なキャンパスと大学病院を含めた多くの建物施設群を擁する福岡大学。現在は大学9学部31学科、大学院10研究科34専攻のもと、約2万人の学生・大学院生が学んでいる。

同大学はこれまで、学生、職員、教員が利用するファイル管理環境はオンプレミスで提供しており、PC教室を利用する学生には全学生共通のストレージ領域を用意し、個々の学生が使用するファイル容量に上限を設けていた。一方、職員のファイル管理は、全部署共通のファイルサーバーもしくは部署単位で個別にファイルサーバーを提供。教員のファイル管理は、個人に任せていた。

しかし、オンプレミスによるファイル管理は利便性が悪く、時代にもそぐわなくなっていた。この点について学内システムの支援を担当する情報基盤センター 研究開発室の奥村勝教授は「近年は画像や動画など大きなサイズのファイルを取り扱うことが増えているので、学生に割り当てるファイル容量も増やしたいのですが、それが2万人分となると膨大なコストがかかります。また、学生がファイルを自宅へ持ち帰る場合には、USBメモリなどに保存して持ち出す必要がありますが、紛失や盗難のおそれがあります」と当時の課題を指摘する。

加えて、ファイルの管理方法が学生、職員、教員で異なり、縦割りで運用されているというのも問題だった。例えば、教員と職員がファイルをやり取りする場合、メールに添付して送るのが基本だったが、

その一方で、学生と教員がファイルをやり取りする場合はUSBメモリなど別の手段を使うことも多かったという。このような状態を 放置しておくと、各自が勝手にストレージサービスなどを利用し始めシャドーIT化が進み、ガバナンスが効かなくなるおそれもあった。 そこで情報基盤センターは、クラウド時代に対応した、学生・職員・教員が共通で利用できるファイル管理環境を導入することにしたのである。

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User Profile

福岡大学

創立 1934年4月
所在地 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1
導入時期 2018年12月
URL https://www.fukuoka-u.ac.jp/
1934年創立の福岡高等商業学校を前身とする総合大学。建学の精神としてかかげる「思想堅実」「穏健中正」「質実剛健」「積極進取」に基づいた全人教育を目標とし、教育研究の理念に掲げる「人材教育(Specialist)」と「人間教育(Generalist)」、「学部教育(Faculty)」と「総合教育(University)」、「地域性(Regionalism)」と「国際性(Globalism)」の三つの共存を図ることによって、真理と自由を追求し、自発的で創造性豊かな人間を育成し、社会の発展に寄与することを使命としている。

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