GitHub Enterprise ver.2.13のご紹介!

2018/04/24(火)

各バージョンごとに弊社マクニカでお客様向けに作成している手順書のうち、ユーザ向け機能の一部を抜粋したものを掲載致します。ほかにSite admin向けの機能やサーバ管理者向けの機能などのご説明資料がございます。

ユーザ向け機能

Emoji Label

Labelに絵文字を表示出来るようになりました。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/editing-a-label/

以下の手順でLabelをカスタマイズすることが出来ます。

Team discussions

OrganizationのTeam画面に”Team discussions”機能が追加されました。

Team内で議論ができます。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-team-discussions/

Team discussionsではPublicかPrivateから選べます。

  • Public DiscussionはOrganizationの全てのメンバーがdiscussionの閲覧と書き込みが出来ます。
  • Private DiscussionはTeamメンバーとOrganization Ownerのみ、discussionの閲覧と書き込みが出来ます。

Team discussionsの通知について

  • Public discussionに書き込みを行った場合、該当のTeamとその子Teamのメンバーに通知が送られます。
  • Private discussionに書き込みを行った場合、該当のTeamメンバーのみに通知が送られます。
  • TeamがSecretに設定されている場合、通知の設定状態に関わらずTeam外のメンバーには通知は送られません。

Co-author Commit

CommitにAuthorを追加し共同作業者を表示できるようになりました。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/creating-a-commit-with-multiple-authors/

Co-authorは端末かGitHub上でCommit時に追加出来ます。

Commit messageのBodyに以下のいずれかの形式で入力します。

Co-authored-by: ユーザ名 <GitHub Enterpriseに登録されたユーザのメールアドレス>

Protected Branches: GPG署名必須

GPG署名付きのCommitのPushのみが許可されるように設定出来るようになりました。

無効なGPG署名や署名無しの変更がマージされることを防ぎます。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-required-commit-signing/

Teamのアバター

OrganizationのTeamのアバターを設定出来るようになりました。

Teamの“Settings”で設定可能です。(必要な権限:Organization Owner または Team Maintainer)

Projects機能の強化

Projectsにテンプレートが追加されました。

テンプレートを適用すると【To do】【In Progress】【Done】カラムが自動生成されます。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-project-boards/

Projectsにプログレスバーが表示されるようになりました。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/tracking-progress-on-your-project-board/

Projectを一つのカードとしてまとめ、他のProject上で管理出来るようになりました。

Projectの中に別のProjectを入れ子として表示させる事が出来ます。(別のRepositoryのProjectの参照も可能)

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-project-boards/

カードをクリックすると参照しているProjectに移ります。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-project-boards/

別Projectを参照するカードの作成方法です。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-project-boards/

OrganizationのProjectsで全てのRepositoryのProjectの一括表示が出来ます。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/about-project-boards/

Projectsのショートカットキー

Projectsのショートカットキーが追加されました。

Projectsで対応されている全てのショートカットキーの一覧はProjects画面で“?”を入力すると確認が出来ます。

https://help.github.com/enterprise/2.13/user/articles/locking-conversations/

Conversation Lockの理由表示

Conversation Lockに理由を付けて表示が出来るようになりました。

  • Off-topic(脱線), Too heated(過熱), Resolved(解決済み), Spam(スパム)から選べます。
  • Issue、Pull request、Commitの会話をLock 出来ます。
  • Lock/Unlock が出来るユーザはRepositoryのOwner権限、Write権限、Collaboratorsです。
  • Write権限があるユーザであれば、Lockされた会話でもコメントを残すことが出来ます。

PHP関数の検索

Pull requestのFiles changedでPHPのmethodやfunctionの一覧表示と検索が出来るようになりました。

対応している言語は PHP、Ruby、Go、JavaScript、TestScriptになりました。
Step 1/2 Files changedを開き、対象のファイルに移動します。

Step 2/2 Jump to…で関数の一覧が表示されます。ここからその関数にJumpすることができます。

Topicの検索

RepositoryのTopicの検索が出来るようになりました。

https://[hostname]/search

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