マクニカソリューションズ、大手総合商社兼松へ「Macnica U's Case Visualizer for Box」を提供 ～従業員のBox利用状況を可視化し、情報資産をリアルタイムに近い状態で管理できる仕組みを構築～

　マクニカソリューションズ株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：畠山 義秀、以下マクニカソリューションズ）は、兼松株式会社（本社：東京都千代田区丸の内、代表取締役社長：宮部 佳也、以下兼松）へ、ログ監視サービス「Macnica U's Case Visualizer for Box （以下MUCV for Box）」を提供したことを発表いたします。

■背景
　130年以上の歴史を持つ総合商社である兼松は、デジタルを活用した次世代のビジネスに繋げるイノベーション投資などに積極的に取り組んでいます。2020年に「Box」を全社導入したことで、利便性が向上し、コロナ禍の行動制限下においても通常通りに近い形で業務の継続が可能になりました。一方で、データ量もユーザー数も増加するに伴い、情報資産の取り扱い状況をユーザー単位に分析、確認する業務負担の増加を課題としていました。そこで兼松は、この課題を解決するため、MUCV for Boxを導入することを決めました。

＜導入前の課題＞
・Box上で、誰が、いつ、どのような操作をしているか適時に把握することが困難
・手作業でBoxのレポート機能を利用し月次集計していたが、作業後の分析では気づきが遅くなる

■MUCV for Boxの特徴
　MUCV for Boxは、マクニカソリューションズが独自に提供するBoxのログ監視サービスです。ユーザーのアクティビティを中心に、Boxの利用状況を可視化しセキュリティ強化をサポートします。MUCV for Boxの特徴は以下のとおりです。
① 自動でアクティビティの日次確認が可能
　 MUCV for Boxには分析画面がプリセットされており、手間のかかる設定は必要なく、Boxから出力されたデータを送り込むだけで、簡単に求める情報が得られます。
② 閾値を超えると自動で通知
　 MUCV for Boxには、操作一回当たりのファイル数などに一定の閾値を設定し、その値を超えると自動でメール通知される仕組みがあり、早期発見が可能になります。

■導入後の効果
　兼松では、MUCV for Boxの導入により、Boxにおける従業員のアクティビティを自動で、これまでより詳細に、かつ日次単位で確認することが可能になりました。レポートを日次で自動作成できるようになったことで、報告作業の省力化にも繋がりました。また、通常と異なる操作があった場合、自動通知による早期の気づきが可能になり、「情報資産をリアルタイムに近い状態で管理できる仕組み」を実現しました。

＜導入のBefore/After＞

■今後の展望
　兼松は、MUCV for Box の対象をグループ会社に展開するとともに、重要フォルダやファイルへのアクセスを適切に把握するなど、情報資産管理のレベルを向上していく方針です。

　マクニカソリューションズは、MUCV for Boxの提供を通じて情報資産の適切な管理や効率的なリスク対処に貢献し、情報漏洩による被害を減らすことに尽力してまいります。

【事例の詳細はこちら】
https://www.macnica.co.jp/business/dx/manufacturers/mucv/case_01.html

【製品に関するお問合せ先はこちら】
マクニカソリューションズ株式会社　Macnica U's Case Visualizer担当
E-mail：mucv-sales@macnica.co.jp

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