当社マクニカグループでは、202259日付『「長期経営構想」及び「中期経営計画(20222024年度)」に関するお知らせ』にて公表した「2.1サスティナビリティ基本方針②環境・人権に配慮したグローバル経営の推進」とサプライチェーンの強化、「2.2マテリアリティ③持続可能な地球環境を創る」に基づき、新たに当社グループにおける「環境VISION」及び「環境方針」を策定しましたので、その概要につきまして下記のとおりお知らせいたします。

1.「環境VISION」及び「環境方針」の策定について

マクニカグループでは、2021年度より代表取締役社長を委員長とするサスティナビリティ推進委員会を設置、2022年にはTCFDコンソーシアムに参画、気候変動関連情報の開示の充実に取り組むとともに、地球環境や社会課題への対応を重要課題(マテリアリティ)のひとつとして捉え、ISO14001をベースにした環境基本方針のもと、その活動に取り組んでまいりました。

このたび、当社ではより具体的なビジョン及び実効性のある方針を以て、この環境問題への対応を加速させることが必要と認識、新たに「環境VISION」及び「環境方針」を策定いたしました。当社では今後も引き続き、以下の「環境VISION」及び「環境方針」に基づき、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。

2.「環境VISION」

マクニカグループでは、「顧客課題の解決を通じ経済の発展に寄与する」こと、「安全安心で快適な暮らしを創る」ことの実現とともに、「持続可能な地球環境」を創ることを、当社の最重要課題(マテリアリティ)として位置付けております。

そのため、マクニカグループでは自らのCO2排出量を削減、Scope1,2におけるカーボンニュートラルを達成するだけでなく、当社の事業活動やサプライチェーンを通じて、2050年カーボンニュートラルな世界の実現に貢献するべく、地球環境の保全・再生や環境負荷の低減といった社会課題の解決に、最大限の努力を続けてまいります。

3.「環境方針」

マクニカグループでは、当社パーパス「変化の先頭に立つ精神」及び当社事業活動や当社取扱い製品、さらには当社グループが長年培ってきた企業文化・社会貢献活動も組み合わせ、「脱炭素」ד当社らしさ”で、以下3つの基本方針で、環境保全活動に取り組みます。

  1. マクニカグループ全体でのカーボンニュートラルの達成
  2. 当社事業活動を通じたグリーン社会の実現
  3. 良き企業市民としての社会貢献活動の実施

4.環境マネジメント活動の推進にあたって

上記環境VISION・環境方針に基づき、マクニカグループは、継続的に環境影響の低減を図るために、以下の環境マネジメント活動を推進します。

  1. 環境マネジメントシステムの構築

    環境マネジメントシステムを構築し、環境への影響を考慮した継続的な改善に努めます。

  2. 環境関連法規の遵守

    環境関連法規制・条例ならびにその他の要請事項を遵守します。

  3. 環境影響の低減

    企業活動を通じて生じる環境への影響を低減するために、省資源・省エネルギー、リサイクル、廃棄物の削減を推進し環境保全に努める。また、有害な化学物質や廃棄物などによる自然環境汚染の予防、および生物多様性損失防止に努めます。

  4. 環境目的・目標の設定および見直し

    環境VISION・環境方針を達成するため、環境目的・目標を設定し、また定期的に見直し必要に応じて改定します。

  5. 社内への教育・啓蒙

    社内広報活動を通じて、すべての社員が環境理念と方針の理解と推進を心掛けるよう、意識の向上を図ります。

  6. 外部への公表

    この環境VISION・環境方針は、一般の方も入手できるよう公表します。

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