
Swimlane
スイムレーン
S&J株式会社様

属人性が解消され、開発者以外も開発が可能に
- セキュリティ運用の仕組みが案件によって異なり、管理・保守に工数がかかっていた
- ベンダーフリーという基本方針により多様な製品を扱っているため、連携が複雑化
- 属人化やサイロ化により、どのアナリストがどんな対応をしたのか可視化に手間がかかっていた
- 分散していたセキュリティ運用の仕組みをSwimlaneに一本化、担当者の負荷も軽減
- ローコードでPlaybookの開発が可能となり、開発スピードと品質も向上
- 対応履歴を一元化でき、個々の作業量も容易に把握可能に

取締役
コアテクノロジー部長
半澤 幸一 氏

コアテクノロジー部
情報セキュリティスペシャリスト
久我 孝明 氏

コアテクノロジー部 コアテクノロジー研究グループ
Tech Lead- Product & Infrastructure
大坪 竜斗 氏
《従来の課題》SOCサービスの運用において工数の増加や管理・保守の複雑化/属人化が課題に 開発者以外でも扱える自動化基盤の導入を検討
S&Jは、株式会社ラック元代表であった三輪信雄氏が2008年に設立したサイバーセキュリティカンパニー。ベンダーフリーを基本方針とし、製品の提供にとどまらず、コンサルティングからセキュリティ監視、事故対応までを一貫して提供。また、自社開発によりEDRにマネージドサービスを一体化させた国産MDRサービス「KeepEye」を提供するなど、高い技術力を大きな特徴としている。同社の目指すところについて、取締役 コアテクノロジー部長の半澤幸一氏は「『技術』と『コミュニケーション』を融合させたセキュリティサービスをより多くのお客様に提供できるよう、日々努力を続けています」と語る。
さて、同社では、顧客に提供するSOCサービス(セキュリティオペレーションセンター)の運用において、工数の増加や、管理・保守の複雑化/属人化といった課題を抱えていた。コアテクノロジー部 コアテクノロジー研究グループのエンジニアである大坪竜斗氏は「運用負荷を軽減するためのSOAR(Security Orchestration,Automation and Response)のような仕組みはあったのですが、それぞれの担当者が案件ごとにPythonやC++などで独自開発したものであったため、かえって管理・保守に多くの工数がかかっていました。以前は人手に依存した運用でも対応可能でしたが、案件の増大や組織の拡大に伴ってオペレーションも煩雑になってきており、いずれは限界を迎えるだろう、という危機感がありました」と振り返る。
近年、同社は年率20%を超える高い成長を続けており、顧客数も増加の一途を辿っている。また、ベンダーフリーを基本方針とし、顧客の要望に合わせて多様なセキュリティ製品を扱っているため、それらの連携もより複雑になっていた。
「案件ごとに開発したSOAR では ドキュメントの質が統一されておらず属人化していることがあり、こうした場合、担当者を変更したり退職してしまうと引き継ぎも一苦労です。当社は技術力の高さを強みとしていますのでリバースエンジニアリングでの対応も可能ですが、そのたびに解析を行っていては大きな負担になってしまいます。そこで、こうした課題を解決すべく、開発者ではないアナリストでも扱える自動化基盤と、可視化に優れたプラットフォームの導入を検討することにしました」(大坪氏)
お客様事例1ページ目サンプル
User Profile
S&J株式会社 | |
所在地 | 東京都港区新橋1-1-1 日比谷ビルディング8F |
導入時期 | 2025年5月 |
URL | https://www.sandj.co.jp/ |
2008年11月設立のサイバーセキュリティカンパニー。「お客様の期待を常に考え『ありがとう』と言われるセキュリティサービスを提供する。」という企業理念のもと、サイバーセキュリティのエキスパート集団として、国内企業に最適化されたMXDRサービスに加え、インシデント対応の実行支援や影響分析、CSIRT組成支援など、幅広いセキュリティサービスを提供。事業成長のインフラとして機能することを目指している。 |
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株式会社マクニカ Swimlane 担当
- TEL:045-476-2010
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