マクニカソリューションズ、JCBにコンテナセキュリティソリューション「Prisma Cloud」を提供 ~セキュアなクラウドネイティブ環境でのビジネス構築を高速化~

セキュリティ対策、ネットワーク、DXなど企業のITシステム導入から運用までを支援するマクニカソリューションズ株式会社(以下、マクニカソリューションズ、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:畠山 義秀)は、株式会社ジェーシービー(以下、JCB、本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川一郎)にNext Wave パートナーとして提携しているパロアルトネットワークス社のコンテナセキュリティソリューション「Prisma (R) Cloud」を提供したことを発表いたします。

昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進にあたり、クラウドネイティブ※1や、DevOps※2の実現要素として「マイクロサービス※3」「コンテナテクノロジー※4」などのWebアプリケーション構成技術の活用が注目されています。しかし、コンテナテクノロジー自体や運用の特性が従来のコンピューティング手法とは大きく異なるため、導入にあたっては、「従来の脆弱性スキャンでは検知できないコンテナイメージの脆弱性対策」や「ランタイム保護」「コンプライアンス準拠」など、ライフサイクル全体に対するセキュリティ対策が非常に重要です。

マクニカソリューションズは、「Prisma Cloud」を通してJCB環境に「CWPP(Cloud Workload Protection Platform)」を導入して以来、継続的に技術サポートを行っていました。また、マクニカソリューションズの豊富なDXの経験により、 CWPPの各種設定や、他製品との連携のサポートを継続的に行っていました。「Prisma Cloud」の導入により、JCBはシステムのパフォーマンスを低下させることなく、開発ライフサイクル全体を通した脆弱性を自動検出し、運用負荷軽減と共に、安全かつ効率化されたアプリケーション構築・運用の高速化を実現しました。Prisma Cloudは、コンテナワークロードを監視・保護する「CWPP(Cloud Workload Protection Platform)」、およびクラウド上のインシデントリスクとなる設定・入力ミスを防ぐ「CSPM(Cloud Security Posture Management)」双方の機能を備えています。

今回、JCBでは、DXの取り組みにおいてビジネス構築の高速化に着目し、アプリケーションのリリースサイクルを短縮化することを目指していました。その中心に、クラウドネイティブ環境を活用した次世代システム基盤「JCB Digital Enablement Platform(JDEP)」を構築し、ライフサイクル全体のセキュリティ対策としての「Prisma Cloud」を活用することで、以下のことを実現されました。

JCBのJDEPにおけるPrisma Cloudの効果

コンテナイメージの脆弱性対策 イメージスキャン機能により、ビルドのタイミングで脆弱性とコンプライアンスチェックを実施。開発ライフサイクルの早い段階で対処することで、セキュリティチェックによる手戻りを最小化。
ランタイム保護 稼働中のコンテナのランタイムに対しリアルタイムで異常を検知・保護。
コンプライアンス準拠 クレジットカード情報セキュリティ基準のPCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard)などコンプライアンスに準拠。
インシデント対応の高速化 Prisma CloudとChatツールを連携させ、インシデント発生時を即座に関係者に通知。ChatOpsを実現。

マクニカソリューションズは、今後も日本企業におけるクラウドネイティブ環境を活用したDXの推進と、開発ライフサイクル全体のセキュリティ対策強化を支援してまいります。

※1:パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドなどの近代的でダイナミックな環境において、スケーラブルなアプリケーションを構築および実行するための能力を組織にもたらすために用いられる代表的な技術(コンテナ等)の総称。
※2:ソフトウェアによる価値を確実かつ迅速にユーザーに届け続けるために、開発者(Dev)と運用者(Ops)が密接に連携しプロセスの改善を継続的に行う取組みの総称。
※3:アプリケーションを互いに独立した最小コンポーネントに細分化、軽量化する、クラウドネイティブなアプリケーション開発に最適な開発手法。
※4:Docker等に代表されるアプリケーションの実行環境を仮想化する技術のこと。従来の仮想マシンなどに比べるとリソース消費が少ない、起動が高速などのメリットがある。

導入事例の詳細

https://www.macnica.co.jp/business/dx/manufacturers/prisma/case_02.html 

製品に関するお問い合わせ先

マクニカソリューションズ DevOps製品担当

TEL:045-476-2010

E-mail: devops-sales@macnica.co.jp

※本文中に記載の社名及び製品名は、マクニカソリューションズ株式会社および各社の商標または登録商標です。
※Palo Alto NetworksおよびPalo Alto Networksロゴは米国およびその他の国におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

JCB について

資本金 106億1,610万円(20216月末現在)
本社所在地 107-8686 東京都港区南青山 5-1-22 青山ライズスクエア
代表者 代表取締役会長 兼 執行役員社長 浜川 一郎
Webサイト https://www.global.jcb/ja/
事業内容 クレジットカード業務、クレジットカード業務に関する各種受託業務、融資業務、集金代行業務、前払式支払手段の発行ならびに販売業およびその代行業

マクニカソリューションズ について

会社名    マクニカソリューションズ株式会社
資本金 1億円(2021年 3月31日現在)<br>※株式会社マクニカ100%出資子会社
本社所在地 〒222-8563 横浜市港北区新横浜1-5-5 マクニカ第2ビル
代表者 代表取締役社長 畠山 義秀
ウェブサイト www.msc.macnica.net
事業内容 企業向けネットワーク、コンピュータ及び情報通信システム関連のハードウェア・ソフトウェア・サービスの輸出入、販売、設計・構築、保守・その他技術サービスなど、企業のITシステムの導入から運用までを支援

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社マクニカ  https://www.macnica.co.jp

コーポレートマーケティング統括部 広報室 宮原、磯崎 e-Mailmacpr@macnica.co.jp

222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル