セキュリティ市場の海外トレンドをキャッチ！

アメリカでも最大規模のイベントということもあり、世界中からセキュリティ業界の方が2万人以上来場され、686社ものブースでは多岐にわたる最新技術が展示されていました。

本イベントの出展品目は、アクセスコントロールやモニタリング、ビデオベンダー、ドローン、ロボット、IT/IoTセキュリティ、スマートホームソリューションなどとセキュリティの中でも多岐にわたり、世界中から集まった最新プロダクトや技術が勢ぞろいしていました。

ここ数年で個人情報取り扱いの規制が強化されたこともあり、例年数多く展示されていた顔認証関連のテクノロジーが少し減ったようにも見受けられました。そのような中でも、顔がほとんど隠された状態でも検知できる顔認証技術、また、認知スピードを誇り、顔認証改札にも使われている最新技術などに触れることができました。

また、大手から中小規模まで幅広くVMS（Video Management System）ベンダーが出展していました。VMSカメラソリューションのトレンドしては「クラウド化」がキーワードになっていると感じ、エッジAIを活用するものやネットワーク帯域の空き状況を見てデータ送信するものなどが展示され、多くの来場者の関心を集めていました。

今回マクニカから会場に足を運んだのは国内メンバーだけでなく、アメリカやブラジルのチームからも参加し、今後のグローバルな活動のヒントとなるような技術の発掘や企業との繋がりを作ることができました。来場者はもちろんアメリカからだけでなく世界各国から参加されていたため、各企業のキーパーソンとなるような方々とも直接会話し、議論ができる貴重な機会となりました。

マクニカ × icetana社のブース

今回マクニカは、異常検知ソフトウェアを提供するオーストラリアの企業、icetana Limited社と共同で出展しました。

「icetana」とは、AI映像解析技術を活用した防犯カメラのサポートシステムです。カメラ映像から異常となり得るあらゆる事象の発見を支援し、世界中の施設にて警備体制の高度化を実現しています。

ルールベースで“特定事象を検知”するのではなく、あらゆる“通常とは異なる状態”を検知し監視員に表示し、監視員がicetanaの検知内容を確認し状況判断した上で対応要否の判断が可能となります。また、既設の防犯カメラシステムと接続して使用できるため、防犯カメラ監視で効率よく広範囲の状況認識ができるようになります。

ブースでは、実際にicetanaを導入しているオーストラリアの大型ショッピングセンターで動作するデモンストレーションもご覧いただきました。実際にUIを操作する様子なども解説しながら、多くの来場者に直接詳細の仕様について知っていただく機会となりました。また、日本で深刻な問題となっている人手不足や人件費の高騰は、北米でも大きな課題であり、各国の社会課題と照らし合わせながらicetanaの活用について意見交換を行いました。

会場には他にも異常検知ソリューションを展示しているブースもありましたが、icetanaは事前に検知事項の設定が不要であることや1つのソフトウェアで検知できる内容が多彩であること、現場での設定が最小限でいいといった特長をご説明すると「他のソリューションとは全然違う」や「多様な場面で活用ができ、UIもとても使いやすそう」、「これからのアップデートが楽しみだ」などと嬉しいコメントも頂き、来場者の方が興奮して話を聞いてくださる場面がとても印象的でした。

icetana社CEOが動画でicetanaを紹介（1分30秒）

展示していた動画やブローシャーもご覧いただけます！

今回ブースで展示していた動画とブローシャ―には、icetanaについてより詳細にご理解いただける内容をご用意していました。是非、画像をクリックしてご覧ください。

問い合わせはこちら

施設警備や施設管理コストでのお困りごとがある方や、異常検知ソフトウェア「icetana」について興味があって説明を受けたい等、ご要望ございましたら是非こちらよりお気軽にお問い合わせください。