最先端テクノロジーをリアルで体験!「Macnica techNowledge Days 2022」を開催しました
2022年7月28日、29日、8月1日、2日の4日間で弊社主催イベント「Macnica techNowledge Days 2022」を開催いたしました。本イベントは、昨年までマクニカネットワークス株式会社が主催し、16年間続いた「Macnica Networks Day」を、株式会社マクニカへの法人統合を機にリニューアルしたイベントです。今年はAI、ヘルスケア、製造DX、スマートシティ、セキュリティなど、弊社事業をテーマに開催されました。7月28日、29日、8月1日の3日間では、豪華ゲストを多数お招きし、約50に及ぶ多彩なオンラインセッションをお届けしました。8月2日には東京大手町三井ホール&カンファレンスにて、リアルでしか聞けない限定セッションと、テクノロジーを「見て」「触って」体験できる体験会場をご用意し、多くのお客様にご来場いただきました。今回は体験会場の様子を一部ご紹介します。

【製造DX】倉庫から出庫までにかかる時間を50分から約35秒に!?デジタルツイン実現のためのSiemens Plant Simulation
工場や倉庫におけるデジタルツイン実現のためのシミュレーションソフトウェアを展示しました。シミュレーションモデルに現場の物理上の情報を入力し、デジタル上で現場環境を再現します。これにより、最適な倉庫内の配置の検証、新しい機器の導入、工場ラインの新設時、工程の変更などの様々な状況をシミュレートし、事前に最適な計画を立てることが可能です。
当日は、とある倉庫を想定し、倉庫内の棚から出庫するまでの平均時間が最長50分という時間を、Siemens Plant Simulationによって自動算出した最適配置によって約35秒まで短縮可能になるというデモをご用意しました。
人間では想定できないような高精度な配置に、会場のお客様からは「人間には思いつかない配置だ」といった驚きの声をいただきました。

【セキュリティ】工場がサイバー攻撃を受けるとどうなる?改めて知る工場セキュリティの重要性
工場がサイバー攻撃を受けた場合の再現とその検知方法を展示しました。攻撃者によって、ベルトコンベアや押出機構を不正操作される一連の様子を再現し、Forescoutソリューションにて通信をミラーリング・解析することで不正検知できる様子までご紹介しました。
スマートファクトリーやDXの流れから、ますます外部ネットワークと接続する機会が増える工場ですが、セキュリティ対策の必要性をより理解いただけたのではないでしょうか。

【アグリテック】作物の収穫予測で生産の効率化を実現!最新の植物生育ソリューション
カメラや各種センサーを活用し複数の情報を取得・集約することで、作物の収穫時期や出荷量の予測、さらには労務管理にも活用いただけるソリューションをご紹介している展示ブースがこちらです。写真内の青白く光っている部分がゆっくりと左右を行き来し、育成中の作物の状態を捉え、またAIを活用することで収穫時期や出荷量を予測し、効率的な生産を実現します。お客さまからは「そんなことまでわかるのか」といった驚きのお声をいただきました。

【ロボット】ビデオ通話と自立走行可能なロボットTemiが体験会場をご案内!
会場内を案内してくれるかわいらしいロボットTemi。最近では様々な施設で受付や案内などをしてくれる優れたロボットを見る機会が増えています。他のロボットと比較してTemiの優れている点は、お客様の課題に合わせてセンサーをカスタマイズできるため利用用途がとても幅広いところです。多数のセンサーを取り扱うマクニカだからこそ実現できるカスタマイズの豊富さです。

また、同ブース内で存在感を放っていたのは自動清掃ロボNeoです。Neoは床洗浄と粗ゴミ回収をしてくれる1台2役の優れもので、すでに空港やショッピングセンターなど多くの施設で導入されているので、皆様も街のどこかで見かけるかもしれません。

上記以外にも、スポーツ/ヘルスケア、モビリティ、脳波計測を反映させたドライビングシュミレーターなど、リアルだからこそ体験できる展示を多数ご用意いたしました。



猛暑の中ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回のレポートで紹介させていただいたのはごく一部でしたが、会場に来られなかったお客様も、会場の様子は伝わりましたでしょうか?これからもマクニカでは、パーパスとして掲げる「変化の先頭に立ち、最先端のその先にある技と知を探索し、未来を描き“今”を創る。」を実現するため、よりよいソリューションを提供して参ります。