京都駅前地下街　ポルタ（以下Porta）を運営する京都ステーションセンター株式会社（本社：京都府京都市、代表取締役社長：押川 正大、以下京都ステーションセンター）は、トータルサービス＆ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：原 一将、以下マクニカ）が取り扱うAvidbots（アヴィドボッツ） Corp.（本社：カナダ　オンタリオ州キッチナー、CEO: Faizan Sheikh、以下Avidbots）の自動清掃ロボット「Neo2（ネオ2）」を、当施設の清掃業務を担う近建ビル管理株式会社（本社：京都府京都市、代表取締役社長：朝田 華美、以下近建ビル管理）が導入し、Portaでの運用を2022年１月14日から開始したことを発表いたします。
なお、京都地区において初めての導入となります。

京都ステーションセンターは、これから予想される労働力不足を様々な視点で検討し、デジタル技術の活用によるDX化で業務を省人化して効率的に価値を生み出す仕事へ集中してもらうことが、Portaのサービス品質をさらに向上させ、持続可能なまちづくりにも貢献できると考えてきました。今回、この考えに深く共感した近建ビル管理は、清掃業務の無人化を検討するため、自動清掃ロボット「Neo2」の導入検証を実施しました。

近建ビル管理では、清掃業務の無人化において重要と考える以下のポイントを検証するためにデモンストレーションを行いましたが、Neo2が全て選定基準を上回ることが確認でき、導入に至りました。

■広いPortaをカバーする生産性：
地下街という広大な売り場面積を誇るPortaでは、作業生産性が最大の課題でしたが、「Neo2」の高い作業生産性により、1台で施設の品質を維持できるだけのパフォーマンスを確認することができました。

■障害物への対応力：
商業施設という環境で無人清掃を実現するためには、イベントによる催事ブースやファニチャーの位置変更にも柔軟に対応する必要がありますが、「Neo2」はその日限りの障害物やファニチャーを柔軟に回避し、最後まで清掃をやりきる性能が証明されました。

■点字ブロックへの対応：
施設内には多くの点字ブロックが存在します。「Neo2」には点字ブロックに対応した通過機能があるため、汚さずに通過し、清掃を継続することができました。

また、Portaでは、今回の「Neo2」導入の施策のように「労働力不足への対策」と「従業員が働きがいのある環境づくり」という対局のテーマに様々な観点で取り組みながら、施設としての価値をサステイナブルに維持・向上していく事を目指し「持続可能なまちづくり」への貢献に取り組んでいます。

マクニカでは、「Neo2」の導入・サポート・保守・メンテナンスサービスを通じて、京都ステーションセンターが目指す施設づくりを支援してまいります。

 Portaをイメージした清潔感のあるデザインと「安心・安全」をイメージしたラッピングを施しています。

【Porta　施設概要】
■所 在 地 ：京都府京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902番地
■清掃面積（通路）： 約12,700㎡
■Neo2清掃エリア：Porta内公共通路
■導入台数：1台

【Neo2 概要】
「もっとも早く、もっとも止まらない清掃ロボット」として、商業施設・空港・駅・倉庫・工場などの広いエリアを中心に国内外で導入が進むスクラバータイプの自動清掃ロボット。
※「Neo2」に関する詳細はこちらをご覧ください。
URL：https://www.macnica.co.jp/business/servicerobot/products/901/

また、1月に開催されるロボデックス2022に「Neo2」を出展予定です。
ぜひご来場の際にはブースにお立ち寄りください。（小間番号：54-24）
URL：https://www.macnica.co.jp/business/servicerobot/events/140153/

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