関西エアポート株式会社 様

導入施設概要

導入施設:関西国際空港
延床面積:約303,443 m2
利用客数:約76,000人/1日

 

導入背景

自動清掃ロボットNeoの導入により、清掃現場の人手不足対策につなげるとともに、24時間空港としてのさらなる快適性向上も狙う。日本国内空港では初の導入。清掃能力、コスト、安全性を特に重視した結果、導入していただきました。

関西エアポート株式会社 インタビュー

導入を考えたきっかけ

関西エアポート株式会社 桐山様

関西国際空港は利用客がどんどん増えている状況です。しかしながら、それに比例して清掃作業員を増やすということが昨今の人手不足でなかなか厳しい状況でした。これをなんとかして、効率を上げて現場を回せないものかと清掃機械のご検討をされたいたところ、自動清掃ロボットNeoは十分な能力と安全性が担保できるということを実感していただきましたので今回採用をしていただきました。

重視されたポイント

重視したのは大きく3点です。まずは安全性です。お客様にぶつからないか、お客様にけがを与えないか、このあたりは念入りに調査いたしました。2つ目に性能です。現場での仕上がり具合、スピードを問題ないかチェックいたしました。3つ目は、メンテナンス体制です。しっかりとメーカーのフォローがあるかというところをチェックいたしました。当然コスト面を加味しました、これらを1年くらいかけてたくさんの会社に当空港で実証実験させていただきましたが、これらをすべてを総合的に評価させていただきまして、高いレベルでクリアした会社をこの度安心して採用させていただきました。

現在のロボット利用状況

現在は、主に利用客が少ない時間帯、夜中にターミナルビルの各エリアで活躍してもらっています。将来的には安全性など上がってくると思いますので昼の時間帯にも活躍頂けると思っております。

スタッフの反応

仕上がり具合は想像以上に問題はないです。全然課題はないです。スタッフに関しても、当初はスタッフは年配が多いので戸惑いもありましたが、だんだん馴染んできました。今はしっかりとペアを組んで、ロボットは広いところと、人間は狭いいところというようにうまく役割分担ができて、うまく現場清掃が整っているという状況です。

今後のロボットの利用計画

海外ではすでに各ターミナルビル、各フロアに1台ずつあってそこの床清掃は任せているというところまで進んでいる空港もありますので、当空港もコストや性能がどんどん進んできましたら、それくらいのレベルまで、各フロアに配備できるように、どんどん導入していきたいです。

今は新しい技術ということで、ロボットがいるということで非常に注目されていますけど、これからは清掃員としてロボットがいることが当たり前の風景になってくると思います。関西国際空港のクリーン、清潔を支える作業員の一部として当たり前の風景のように溶け込んでいるというところを関西国際空港に来られた際は見つけていただければと思います。