マクニカとPendoがソフトウェアの利用を定着化させるデジタルアダプションプラットフォームの国内代理店契約を締結 ~ソフトウェアの利用を更に促進するためにカスタマーサクセスをDX化~
半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、資本金111億94百万円) ネットワークス カンパニー※1は、企業向けにソフトウェア・アプリの定着化ソリューションを提供しているPendo.io.(以下Pendo社、本社所在地:米国ノースカロライナ州ローリー)の日本法人Pendo.io Japan株式会社(以下Pendoジャパン、本社所在地:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:高山清光)とこの度、日本初となる販売代理店契約を締結したことを発表いたします。マクニカはPendo社の日本初のChannel Development Partner(国内1次店)としてエンドユーザへの販売及びサポート、国内パートナーの開拓・育成を担います。
サービス名 | Pendo |
販売開始日 | 2021年10月7日 |
企業ITのクラウドシフトやテレワークの導入により、多くの企業で複数のSaaS、ソフトウェアが導入され、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。一方で、新しく導入されたツールを従業員が使いこなすことが難しく、IT部門でマニュアルを準備して講習会を開催しても利用が進まないケースがあります。クラウドサービスの場合、非常に速いサイクルでサービスや新機能がアップデートされるため、せっかく準備したマニュアルもすぐに古くなってしまいます。そのため、いかに効果的に利用率や定着率を向上させていくかが課題となっています。またソフトウェアを提供する企業にとっても、製品を効率的かつ継続的に活用してもらうためには、利用者の行動や感情を正しく分析・理解し、より良いユーザエクスペリエンスを提供していく必要があります。
Pendoは、2013年に米国ノースカロライナ州で設立以来、ソフトウェアを提供する企業・導入する企業の両方を主な顧客として、ソフトウェアをより迅速に導入し、継続的かつ効率的に活用・定着化を促進するデジタルアダプションプラットフォームを提供しています。お客様側でローコード/ノーコードでユーザのオンボーディングやトレーニングなどを自動化できることに加え、ソフトウェア分析やアプリ内ガイダンス、プロダクト計画、フィードバックツールを組み合わせたソリューションによって、顧客満足度や従業員の生産性の向上を推進しています。
Pendoがソフトウェアを利用するお客様に対して提供する3つの主要な機能
1.ガイダンス(Guidance)
ユーザの属性に合わせてガイドラインやメッセージをソフトウェア画面に表示します。適切なガイドを設計することにより、社員がソフトウェアを使いこなすまでの時間を短縮することで利用を拡大します。
2.インサイト(Insight)
ユーザの行動を分析することで、ユーザのエンゲージメントを維持し、ソフトウェア全体の付加価値や課題点を洗い出します。
3.センチメント(Sentiment)
フィードバックやアンケート機能を利用することでユーザの要望機能を把握し、優先順位をつけることで、より詳細な情報に基づいた改善策やロードマップの決定が可能になります。
Boxを始めとするSaaSのオリジナルデジタルアダプションメニューも提供、カスタマーサクセスのDX化を推進
マクニカは2013年よりコンテンツクラウド「Box」を始めとするSaaS事業を開始し、組織内にカスタマーサクセスを立ち上げ、エンドユーザ様に対して自社が展開するサービスの継続的な定着化支援を提供しながら事業を発展させてきました。Pendo社との協業はマクニカのカスタマーサクセスを更に進化させる機会とも捉えています。例えばPendoをご契約いただいたお客様がBoxを導入される場合、効率的な社内導入が実現できるよう、Boxに適切なガイドラインのテンプレートをマクニカより提供します。またマクニカが提供するカスタマーサクセスによって、Pendoを利用してBoxの利活用、利用分析を行いながら適切に利用拡大が行えるようご支援致します。またBox以外のマクニカ製品や業界の様々なSaaS、ソフトウェアのデジタルアダプション支援メニューを、パートナー様と一緒に作り上げていきます。
【Boxのガイドライン表示例】
マクニカはPendo社のChannel Development Partnerとしてエンドユーザへの販売及びサポート、国内パートナーの開拓・育成を担います。また自社ソフトウェアにPendoの組み込みを検討されるソフトウェアメーカー様への開発支援も行います。これまでのSaaS販売経験とカスタマーサクセスの知見をベースに、Pendoを利用したテクノロジーベースのカスタマーサクセスを推進(カスタマーサクセスのDX化)することで日本のお客様の更なるDX推進、SaaS、ソフトウェアの利活用拡大に貢献してまいります。
<製品に関する詳細>
https://www.macnica.co.jp/business/network/manufacturers/pendo/index.html
<製品に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ Pendo製品担当:高橋
TEL: 045-476-2010 E-mail:pendo-sales@macnica.co.jp
※1 株式会社マクニカ ネットワークス カンパニー
ネットワークス カンパニーは、豊富な経験や研究により培ってきたインテリジェンスを元に、セキュリティやネットワークインフラ、AI、DXなど、製品の導入から運用・サポートに至るまでを支援します。特にセキュリティにおいては、セキュリティ研究センターを中心に日本の組織を狙う脅威を日々解析しており、豊富な知見を活かしてお客様のセキュリティ対策を支援しています。
なお、マクニカネットワークス株式会社は、2021年10月1日、親会社である株式会社マクニカに統合されました。マクニカでは社内カンパニー制を導入しており、今後はそのうちの1カンパニー、ネットワークス カンパニーとして継続して活動してまいります。
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
Pendo社 について
Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、世界7拠点にオフィスを構え、従業員は800人以上にまで拡大。顧客企業は、米Salesforce.comや米Trend Microなど2000社を超えており、「フォーチュン500」企業にも多数導入されています。Pendoはコミュニティ活動やイベント、ポッドキャストなどを通じて、世界中のデジタルリーダーの成功を サポートすることを目指しています。2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。
公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about
株式会社マクニカ について
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト( https://www.macnica.co.jp )をご覧ください。
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp
コーポレートマーケティング統括部 広報室 宮原、磯崎 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル