
はじめに
本コラムでは、多くの製造事業者の方々が準拠へ向けた検討・準備・取り組みを進められているであろうEUサイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act)・無線機器指令(Radio Equipment Directive)に関しての概要解説、潜在課題の提言、推奨される取り組みをお伝えします。
これらの全体像に関する情報はインターネット上でも多く見受けられ充足してきている様に感じます。しかし、準拠に向けた本質的なゴールを見据えたセキュリティ技術領域の理解と指標となる考え方、要件適用における潜在的な検討要素や課題に対する言及はまだ少ないのではないでしょうか。本コラムでは、これらの部分に焦点を当てた内容を記載しています。
是非ご一読頂き、皆様の取り組みの一助になれば幸いです。
資料の内容
- EUサイバーレジリエンス法の概要
- リスク評価の重要性
- ハードウェアセキュリティ利用に関する留意点
- PKI技術に関する留意点
- 開発環境に関する留意点
著者
3名共著として執筆。
黒澤 俊洋 / 株式会社マクニカ, DXコンサルティング推進室
齋藤 健一/ テュフズードジャパン株式会社, ビジネスディベロップメントマネージャー
コンシューマープロダクトサービス(CPS)事業本部
下平 真武/ TOPPANデジタル株式会社, 事業開発センター カード・IoTソリューション本部 IoTソリューション部 セキュアエレメント販促チーム