誰も実現したことがない、未来を創る

Interview03

山田 悠祐

2019年新卒入社 営業職(サービス・ソリューション)
クラビス カンパニー ビジネスソリューション
第2統括部カスタマーサクセス室

Chapter1 テクノロジーで、社会課題を解決する

私が所属するカスタマーサクセス室は、創設間もない新しい部署です。AIなどの最先端技術を活用して、今までに無いビジネスモデルを創り出し、社会課題を解決することをミッションとしています。「マクニカの新たな柱となるビジネスモデルを創りたい」「テクノロジーで世の中に貢献したい」という想いを胸に、事業戦略の立案やお客様への提案活動などに取り組んでいます。

私が主に担当しているのは、事故や不審行為などの異常・予兆を検知し知らせる映像解析サービスです。AIを活用した新しいサービスで、ビルやショッピングセンターの警備で活用されています。現在、施設管理業界では人手不足が深刻化しており、多くの人的リソースを必要とする現行の体制を持続していくことが困難になってきています。特に警備分野に関しては、施設の安心安全を守るという重要な役割を担う観点で、持続的かつ効率的な体制の実現が求められています。

このような社会課題がある中で、私が担当するサービスの導入企業は、日々増加してきており、早くも事業立ち上げフェーズから、実績を増やしていくフェーズへと移っています。社内からの大きな期待がプレッシャーに感じられることもありますが、「このテクノロジーを世の中に広め、社会課題を解決する」という強い気持ちで臨んでいます。

Chapter2 こだわるのは、徹底した現場主義

私が仕事をするうえで大切にしていることは「現場の声を聞く」ことです。初めて我々の映像解析サービスを導入してくださったお客様は、地方に多数の商業施設を持つディベロッパー企業様で、警備員の人件費の高騰や高齢化に問題を感じていらっしゃいました。最初の提案から1年ほどかけて成約に至りましたが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。提案開始当初、我々は最先端のAIを取り扱っていたものの、警備業界の知見に乏しく、お客様の現状に即した具体的な提案ができていませんでした。「我々の提供できる技術」についての説明になってしまっていたのです。そこで私はお客様に寄り添った提案を作り上げようと思い、何度も警備の現場に足を運び、「警備員の方々がどのような業務を行っているのか?」「どのようなことに時間をかけて注力しているのか?」などを様々な角度から入念にヒアリングし、現場で起きている問題を洗い出しました。その結果、リアルな現場を意識した提案を作りこむことができ、お客様にサービス導入を決めていただくことが出来ました。

また、ある他の警備分野向けの案件では、我々が取り扱うAIで不審な行動をしている対象者の検知を行った後、警備員を現地に向かわせるのではなく、遠隔で対象者に声をかけるシステムをつくり、更なる業務効率化を実現したことがありました。こういった提案が実現できたのも、きっかけは私が現場の方と直接会話をし、どのようなことがお客様にとってメリットになるのかを理解できたからでした。マクニカのエンジニアはお客様の意見や要望をすぐにサービスに反映することができる高い技術力を持っています。私がお客様のニーズを現場でキャッチすることができれば、エンジニアがそれを解決するソリューションを作り上げてくれるので、いかに私がお客様から多くの「声」を吸い上げられるのかが重要です。昨今、オンラインミーティングが当たり前になってきている世の中ですが、生のお客様の「声」は現場でこそ聞こえてきますので、今後も「現場主義」を徹底していきたいです。

Chapter3 世の中に、インパクトを与える仕事がしたい

私は今後AIを活用して世の中に更に大きな影響を与えられるビジネスを創造していきたいと考えています。まずは、現在提供している映像解析サービスを、警備分野における異常・予兆検知用途だけではなく、マーケティング分析の用途でも活用できるように広げていきたいと考えています。さらに、お客様の抱えている課題によっては、このサービス単体の提供では解決できない案件もあるため、マクニカが扱うさまざまな最先端技術を組み合わせて、更に付加価値のあるサービスを創ることにも挑戦していきます。

また、今まで行っていた分野とは全く異なるAIソリューション事業の立ち上げも行ってみたいと思っています。特に興味を持っているのはエンターテインメント業界です。AIの可能性は無限大なので、音楽や映画、スポーツの分野の課題解決に向けたソリューションを提供することもできると考えています。

最先端の技術を活用して社会に新しい価値を提供する、自分の裁量で前例のないものを創り出す、そんなチャレンジができるのも、若手に権限を移譲して後押ししてくれるマクニカならではだと感じています。まだまだやりたいことはたくさんあるので、非常にチャレンジングではありますが、まだ誰も実現したことの無い未来を創り上げていくことに全力を尽くします!

今後の目標・抱負

今後の目標は二つあります。一つ目は自分が持つ価値を最大化することです。そのために、難しい仕事に直面した際もチームメンバーに頼りすぎず、可能な限り自分でできるところは自分で対応するということを心がけています。二つ目は今より更に大きな規模のビジネスを自分でハンドリングできるようになることです。積極的に様々な課題に日々チャレンジし続け、優秀な上司や先輩を超えたいと思います。

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