マクニカ、国内初、AIを活用した次世代SOCプラットフォーム「Prophet AI」を提供開始~初動調査の自動化や判断基準の可視化により、SOC運用の効率化・高度化を実現~
株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、Prophet Security, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Kamal Shah、以下Prophet Security(プロフェットセキュリティ))と代理店契約を締結し、国内で初めて、AIを活用した次世代SOCプラットフォーム「Prophet Agentic AI SOC Platform (以下Prophet AI)」の提供を開始することを本日発表いたします。
■セキュリティ運用における課題
サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、企業では監視対象の拡大やアラート量の増加が進み、運用負荷の増大やセキュリティ人材不足が大きな課題となっています。特にSOC(Security Operations Center:セキュリティ運用センター)の運用においては、日々のアラート処理や一次調査にかかる工数が増え、担当者の経験差による判断品質のばらつきも生じています。また、外部委託に依存している企業では、自社内に調査知見が蓄積されにくく、運用品質の継続的な改善や迅速な意思決定が困難です。そのため企業では、限られた人員でも対応速度と品質を担保したセキュリティ運用をするためのAI活用が注目されています。
■Prophet AI
Prophet AIは、セキュリティ脅威の検知・調査・対応に伴う業務を効率化し、SOCの高度化を支援するプラットフォームです。
EDR、SIEM、ID管理、クラウド、ネットワーク、メールなどの既存のセキュリティ基盤と連携し、アラート対応における初動作業を効率化します。調査計画の立案から証拠収集、アラートの優先順位付け、対応策の提示まで、一連のインシデント対応プロセスを一貫して実行することで、迅速かつ安定したセキュリティ運用を実現します。
特に、長年SOC運用に従事してきた専門家が現場の運用や課題を踏まえて開発したSOC業務特化型Agentic AIを搭載している点が大きな強みです。また、「どのような調査を行い、なぜそのような判断に至ったのか」を人が追跡・確認できる高い透明性を備えています。さらに、特定のセキュリティ製品に依存しないオープンな設計により、ベンダーロックインを回避できる点も優れています。
加えて、アラートのトリアージから脅威ハンティング、検知ロジックの改善まで、各機能が連携して動作する統合型アーキテクチャーを採用しているため、検知で得られた情報は調査精度の向上に活用され、調査結果は検知精度の向上や不要なアラートの削減に活かされます。さらに、脅威ハンティングで得られた知見が新たな検知につながるなど、運用を通じた継続的な改善サイクルを実現します。
このような仕組みにより、日々の運用を通じて蓄積された知見を組織全体の資産として活用できるため、担当者の異動や交代があってもノウハウを継続的に継承することが可能です。また、蓄積される知見は顧客ごとの環境に合わせて最適化されるため、利用を重ねるほど運用価値が高まり、より高度で効率的なセキュリティ運用の実現に貢献します。
<Prophet AI の仕組み >
<Prophet AIの製品特徴>
1. SOC業務特化型Agentic AIによる初動調査・トリアージの自動化
長年SOC運用に従事してきた専門家が、現場の運用や課題を踏まえて開発したSOC業務特化型Agentic AIを搭載しています。AIがアラートの要約、調査計画の生成、関連データの収集・分析、優先度判断、対応方針の提示までを担うことで、SOCアナリストがより重要な判断や対応に集中できる環境を整えます。
2. 調査プロセスと判断根拠の可視化
AIがどの情報を確認しどのような根拠で判断したのかを確認できる設計により、人が追跡・確認できる高い透明性を備えています。そのため、すべてをAIに任せきるのではなく、人が必要に応じて妥当性を確認しながら運用できます。
3. 既存環境との連携と継続的な適応
特定の製品に依存しないオープンな設計により、EDR、SIEM、ID、クラウド、メールといったセキュリティ製品や、ケース管理、コラボレーションツールなど、ベンダーロックインを回避し、既存環境との連携を前提としたSOC運用が可能です。
また、アラートのトリアージから脅威ハンティング、検知ロジックの改善まで、各機能が連携して動作する統合型アーキテクチャーを採用しているため、SOCアナリストの判断結果、組織固有の特性や前提条件を取り込みながら、企業ごとの環境やポリシーに適応していきます。
4. 能動的な脅威ハンティング
AIが仮説に基づいて能動的に脅威ハンティングを行い、顧客環境における脅威の有無を迅速に検証します。厳選されたハンティングテンプレートや継続的な監視により、アラートとして顕在化する前の潜在的な脅威を発見できます。
5. 検知精度の継続的な強化
既存の検知ルールやログの取得状況をAIが分析し、MITRE ATT&CK ®*フレームワークに照らして見落としている攻撃手法やノイズの多い検知を可視化します。改善すべきポイントとチューニング内容を具体的に提示することで、検知ルールの最適化を支援し、検知の精度と網羅性を継続的に高めます。
■実運用に即したProphet AIの導入・活用
マクニカはこれまで、EDR、SIEM、ID、クラウド、メール、脅威インテリジェンスなど、多様なセキュリティ製品を取り扱う中で培った知見を活かし、対象アラートやデータソースの選定、評価観点の整理、既存の運用フローとの接続を含めたPoC・技術検証から、導入後の活用定着、他セキュリティ製品との連携までを一貫して支援いたします。そして、企業ごとの運用実態に合わせたProphet AIの活用を進め、日本企業の持続可能なセキュリティ運用体制の構築と、社会全体のサイバーセキュリティ強化に貢献してまいります。
*:MITRE ATT&CK®とは、実際のサイバー攻撃者の戦術と技術を体系的に整理した世界標準の知識ベース(フレームワーク)です。
【製品の詳細はこちら】
URL:https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/prophetsecurity/
【製品に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社マクニカ Prophet担当
Email:prophet@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
Prophet Securityについて
Prophet Securityのミッションは、アラートのトリアージ・調査・インシデント対応から、脅威ハンティング、検知エンジニアリングに至るまで、セキュリティ運用に関わる手作業のプロセスを自動化する包括的なAgentic AI SOCプラットフォームを提供することで、セキュリティチームの戦力を何倍にも高める存在(フォースマルチプライヤー)となることです。
Prophet AIは、平均調査時間と平均対応時間を短縮し、チームの生産性を10倍に高めます。本プラットフォームは、既存の検知をすり抜ける脅威を発見し、攻撃者が検知されないまま活動できてしまう検知の抜け漏れ(カバレッジギャップ)を解消することで、リスクを低減します。
Prophet Securityの投資家には、Accel、Bain Capital Ventures、Amex Ventures、Citi Venturesが名を連ねています。
Prophet Securityについて:https://www.prophetsecurity.ai/
株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界33か国/地域100拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp
広報室 宮原、磯﨑 E-mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル