東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する株式会社楽天野球団(以下楽天野球団、本社:宮城県仙台市、代表者:代表取締役社長 立花 陽三)と、半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス/ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社:神奈川県横浜市、代表者:代表取締役社長 原 一将)は、この度、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天生命パーク宮城(所在地:宮城県仙台市)へ、IEI Integration社製のAIを活用した体表面温度検知ソリューションを提供したことを発表いたします。

WHOの発表によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2月4日現在全世界で1億400万人が罹患し今なお世界中で猛威を振るっています。
日本国内では、政府により緊急事態宣言が解除されたものの、地域ごとに異なる感染状況の中で新しい生活様式等急速な社会構造の変化が求められています。また、世界中全てのスポーツ運営の場面でも適切な感染症対策を実施し安全安心な競技運営をいかにスムーズに行うかが課題となっています。
楽天生命パーク宮城においても、同様に安全安心な野球及びその他イベントの運営や観戦をしていただけるよう、感染予防策として入場・利用制限や来場する全ての方の入場時・再入場時に検温や手指消毒を実施するなど細心の注意を払い取り組んでいます。

そこで、この度、楽天野球団とマクニカは、楽天生命パーク宮城スマートスタジアムのさらなる活性化と来場者満足度向上を目指し、第一弾としてIEI Integration社製のAI体表面温度検知ソリューションを活用します。このソリューションは、AIと赤外線サーモグラフィーを活用することで、帽子やマスク着用のままであっても即座に体表面温度(誤差±0.3度)を検知することができます。人間の顔を認識した上で測定することで誤検知の可能性を小さくすると同時に1秒以下での検知を可能にしています。また、同時に最大30名の方の体表面温度を検知、検知時のログを残すことができることから、大規模会場のイベント、スポーツ運営に最適なソリューションとなっております。
2020年12月に実施した実証実験では、立ち止まっての測定が不要となるため人の流れを止めることなく、3,000名以上の検知を実現しました。この結果は、入場者のコロナウイルス感染拡大のリスク軽減に貢献するだけでなく、測定者と被測定者のソーシャルディスタンスの確保、来場者の満足度向上及びスムーズなイベント運営に貢献することが実証されました。
楽天生命パーク宮城では、今シーズンの一軍公式主催試合にて本ソリューションを使用し体表面温度測定を実施します。

楽天野球団とマクニカは、今後も、スマートスタジアムのさらなる活性化と来場者満足度向上のために、テクノロジーパートナーとして様々な分野における技術提携に向けて協議を進めてまいります。さらに、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた環境づくりを実現するとともに、東日本大震災から10年の節目である年に地元地域の活性化に向けて貢献していきたいと考えています。

■IEI Integration AI体表面温度検知ソリューション
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/iei_integration/products/135101/

【特徴】
・マスク着用でも検知できる
・同時に最大30名まで測定可能
・測定作業時間は一人当たり約1秒

2011年3月11日に発生した東日本大震災におきまして、被災された地域の皆様、関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方及びご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、医療機関や行政機関の方々など、感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。

※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。
 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

株式会社楽天野球団について

楽天野球団は、2004年に日本のプロ野球界で50年ぶりに誕生した「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営しています。東北に根差したチームを築き、ファンの皆様に支えられ、2013年にはリーグ優勝・日本一を達成することができました。また、本拠地である楽天生命パーク宮城は、世界のプロスポーツ業界に先駆け、日本初となる「完全キャッシュレススタジアム」の実現や、チケット価格変動制「ダイナミックプライシング」の導入、スタジアムに観覧車・メリーゴーラウンドを設置するなど、東北が世界に誇るボールパークとして日々進化しています。

IEI Integrationについて

IEIは台湾に本社をおく、産業用パソコンのリーディングカンパニーです。1997年に設立され、従業員数全世界で約1300人規模、年商200億日本円程度(IEI単体)の台湾株式に上場しています。中国、アメリカに支社があり、世界各国に正規代理店300社以上と協力してグローバルで製品供給およびサポートを行っています。

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国84拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト( https://www.macnica.co.jp )をご覧ください。

 

報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社マクニカ  https://www.macnica.co.jp
経営企画部 広報企画課 宮原 e-Mail:macpr@macnica.co.jp
〒222-8561 横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第1ビル
TEL:045-470-9851 FAX:045-470-9853

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