~ログ分析と機械学習で異常な振る舞いを検知~

日本の組織を狙う脅威を日々解析し、セキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:池田 遵)は、国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社である株式会社ジュピターテレコム(以下、J:COM、本社:東京都千代田区丸の内1-8-1、代表取締役社長:井村 公彦)が、内部不正対策として米国Exabeam, Inc.(エクサビーム、以下、Exabeam社、本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:Nir Polak)が開発する次世代SIEMプラットフォーム「Exabeam Advanced Analytics」を導入、2019年10月に本番稼働を開始したことを発表します。

J:COMは、数百万というお客様の個人情報を保持しているため、外部脅威対策に続いて会社として強力な内部不正対策が必須と考えるようになりました。そこで、すでに膨大に保有しているログを活用して異常な振る舞いを検知する手法として、UEBA(ユーザー/エンティティ挙動分析。ログを分析し、機械学習によってユーザーの不正な振る舞いを検知する手法)を活用した次世代SIEMを導入する運びとなりました。

Exabeam社の「Exabeam Advanced Analytics」を選定いただいた理由として、以下のポイントをご評価いただきました。

  • ガートナーのMagic Quadrant for Security Information and Event Managementにおいてリーダーのうちの1社に位置づけられていること※1
  • 日本でも調達できる製品の一つであったこと
  • ログの取り込みの柔軟性が高いこと
  • Exabeam社は自社で開発のパーサーをお客様の要望に合わせて柔軟に提供可能※2なので、機能面で安心することができること
  • SIEMは一般的にログ従量課金が多い中、Exabeam製品はユーザーライセンス課金なので、将来的に取り込みたいログの種類が増えても課金が増えないところ

が大きな決め手となりました。また製品仕様に関してのマクニカネットワークスのサポート面でも評価いただきました。

今後J:COMでは内部不正対策で成果を出していくとともにそのノウハウを蓄積していくことで、「Exabeam Advanced Analytics」を外部からの侵入後の検知対策でも活用していければと期待しています。
マクニカネットワークスは、Exabeam社の国内販売代理店として、今後も企業の内部不正対策に高い効果を発揮する次世代SIEMを積極的に提案してまいります。

※1 :2018年に発行されたGartnerによる「Magic Quadrant for Security Information and Event Management」でExabeamはLeader の1社として位置づけられましたhttps://www.exabeam.com/gartner-magic-quadrant-siem/
Gartner, Magic Quadrant for Security Information and Event Management, Kelly Kavanagh et al., 03 Dec 2018
ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようにテクノロジーユーザーに助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の責任を負うものではありません。

※2 :UEBAによるログ取り込みには、資産管理ツールのログを理解して分析する「パーサー」というツールが必要となります。パーサーを自社開発すると学習のためのモデルや不正検知のルールも作り直さなければならないため対応範囲が狭くなることが多く、導入企業にとって課題となります。

導入事例詳細はこちら

https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/exabeam/case_02.html

製品に関するお問い合わせ先

株式会社マクニカ
Exabeam 製品担当
TEL:045-476-2010

https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/exabeam/index.html

株式会社ジュピターテレコム概要

株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区)は、1995 年に設立された国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社です。ケーブルテレビ事業は、札幌、仙台、関東、関西、九州・山口エリアの11 社70 局を通じて約554 万世帯のお客さまにケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話、モバイル、電力、ホームIoT 等のサービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約2,168 万世帯です。番組供給事業においては、17 の専門チャンネルに出資及び運営を行い、ケーブルテレビ、衛星放送、IP マルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括しています。※世帯数は2019 年12 月末現在の数字です。

会社名 株式会社 ジュピターテレコム
資本金 376億円
設 立 1995年 1月18日
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館
代表者 代表取締役会長 石川 雄三
代表取締役社長 井村 公彦
ウェブサイト https://www.jcom.co.jp/corporate/
事業内容
  • ケーブルテレビ局の統括運営を通じた有線テレビジョン放送事業及び電気通信事業
  • ケーブルテレビ局及びデジタル衛星放送向け番組供給事業統括

報道機関お問い合わせ先

株式会社マクニカ https://www.macnica.co.jp/
TEL: 045-476-2010
〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5
広報担当 磯崎(いそざき)

メールアドレス:macpr@macnica.co.jp

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