大人用おむつには、大きく分けると「リハビリパンツ」と「テープ止めおむつ」があります。
今回は、トイレでの排尿が困難な方や、夜間に安心して眠りにつきたい方などに向いている「テープ止めおむつ」のあて方について紹介します。
「どちらのおむつを選べばよいかわからない」「使用しているものが合っているのか不安」
そんな方のために、「おむつの選び方」についてこちらの記事で解説していますのでご覧ください!

事前に準備するもの

おむつ交換をする前に、以下5つのものを用意してください。

①手袋

②ゴミ袋

③替えのおむつ、尿とりパッド

④陰部洗浄用のボトル
 ぬるま湯をボトルに入れ使用します。
 専用のボトルを購入するか、もしくはペットボトルのキャップに数か所の穴を空けて使用するのも良いです。

⑤タオル またはウェットティッシュ

交換方法

事前準備ができたら、以下6つを順に行いましょう

①取り替え用おむつのセッティング
 おむつを開き、立体ギャザーの中に尿とりパッドをいれます。
 パッドによっては、半分が広い形になっているものもありますが、
 そのようなタイプの尿とりパッドを使用される場合は、
 男性は広い方が前に、女性は後ろになるようにセットしましょう。

 男性は前側から尿が出ますが、女性の場合はお尻側へ流れます。
 この尿の流れによって使い分けることで、より漏れを防ぐことができま
 す。



②体を横向きにし、ズボンを下ろす

 自力で横を向くことができるのであれば、介助者は体を支えるだけで良いです。残存能力を維持するため、本人のできる範囲のことは
 やっていただきましょう。
 上記が難しい場合は、体を向ける方向とは反対の足の膝を立てた状態(右を向く際は左膝を立てる)で、介助者が横向きにしてくださ
 い。
 膝を立たせることで、小さい力で横向きにすることができるため、本人も介助者も楽になります。


③テープを外し、おむつを開いた状態で陰部洗浄

 上を向いた状態で、洗浄用ボトルを使い陰部を洗浄します。
 お尻を洗浄する際は横向きにし、ボトルで洗浄するか、もしくはボトルに入っているぬるま湯をタオルにかけ、清拭するのも良いで
 す。


④横向きの状態で、替えのおむつを敷く

 汚染している面が内側になるように、縦長に丸めます。
 同時に、新しいおむつも敷きます。
 その際、おむつの中央と背骨のラインを合わせるように調整します。


⑤反対側を向き、汚染しているおむつを外す
 新たに敷いたほうのおむつも整えます。



⑥上を向いた状態でおむつをつける
 おむつを足の間から通し、おなか周りに持ってきた状態で、
 背中側についているテープをつけます。
 通す際に隙間ができないように注意しながら、おなか周りに
 おむつを持ってきた際に、足の付け根の皺を引き出してあげ
 ると、より漏れを防ぐことができます。

 テープを張る際は、上側のテープを下に、下側のテープを上に向
 け、交差するように張りましょう。



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