
Connect SIM by macnica
コネクトシム バイ マクニカ
チップSIMを評価してみたい!
はじめに
チップSIMを評価してみよう!と思って、サンプルを購入/契約すると、手にするのは表面実装タイプの電子部品。
しかし、いざ使おうとすると「どうやって基板に載せる?」「評価環境はどう整える?」といった技術的なハードルが立ちはだかります。
そんな課題を解決するのが今回のお話です。
できれば半田ごてを使わない方法で
チップSIMではMFF2というパッケージを使用しています。
QFNやDIPのようなメジャーなパッケージではありませんが、チップSIMとして標準規格化されていますので、適当なソケットや変換ケーブルが市場にないか調査してみました。
そしてようやく1社見つけました。ドイツのCOMPRION社の製品です。
日本では、武蔵野物産(株)様が国内代理店となっています。他に良さそうなソケット/変換ケーブルは見つけられなかったので、選択肢は少なそうです。
使用する際は、MFF2 Plug Adaptorというソケットボードと、Flex Adaptorというフラットケーブルを組み合わせて使います。
Flex Adaptorは、ケーブルの先端がSIMカード形状になっていて、SIMカード用のスロットやコネクタにそのまま挿入できます。


MFF2 Plug Adaptor


Flex Adaptor 2FF


Flex Adaptor 4FF
Flex Adaptorは、SIMカードのサイズ、斜めの切り込みの位置に応じて、複数の種類が用意されています。
評価したい機器に合わせてご選択ください。
なお、武蔵野物産(株)様から直接の調達が難しい場合には、弊社経由で承ることも可能です。
コラムのテーマになっているチップSIMも提供しております。
Connect SIM by macnicaについて
Connect SIM by macnicaは、マクニカが提供するIIoT(産業IoT)向け通信サービスで
NTTドコモ回線・マルチキャリアのSIMをお客様の用途に応じた通信プランをカスタムでご提案しております。
お客様の使い方に合わせた柔軟性のある通信プランを提案することで通信料の最適化に貢献します。
検証用のサンプルも無償提供しておりますので、ぜひお問い合わせください。