SOMPOリスクマネジメント株式会社様事例

 

USER PROFILE
■企業情報:SOMPOリスクマネジメント株式会社
■事業内容:
SOMPOリスクマネジメントは、リスクのプロ集団として、データサイエンスを活用した自然災害ソリューションや多種多様なリスクを想定したBCP(事業継続計画)の策定、独自のエコシステムや世界水準の技術を取り込んだサイバーセキュリティに関する各種サポート、多岐にわたるリスクマネジメントの体制構築支援など各種コンサルティングを提供し、企業のリスクマネジメントの高度化に資するサービスを展開している。

 

サマリー

背景

  • リスクマネジメントに関する研究開発やコンサルティング業務を手掛ける

  • 安全、減災につながる対策を提案

  • 物流現場のリスク回避に向けてフォークリフト運転診断サービスを展開

課題

  • フォークリフトの運転データ解析にて、ドライブレコーダー映像の目視チェックに時間がかかる

  • 確認作業をする人によりポイントが変わる

選定

  • 課題に対する理解力と、物流業界における知見

  • プロトタイプ段階でイメージできるUI(運用時の操作画面)の提示

  • 限られたデータを活用した高精度AIモデルの作成

取り組み

  • 3か月あまりで実装

  • 蓄積したドライブレコーダー情報をAIで解析、運搬時の危険運転を高精度に自動抽出し工数削減

今後

  • クラウド上でデータ蓄積から解析結果の自動返送を可能に

  • 監視カメラなど取得できる様々なデータをリスク改善の提案に役立て事故撲滅へ

  • 他業務へのAIの展開や「SENSPIDER」による予兆検知にも期待

 

SOMPOリスクマネジメント株式会社 リスクマネジメント事業本部の方々(前列右から)

リスク調査部長 市川 岳 氏
執行役員 黒瀬 俊明 氏
リスク調査部 物流・スポットアシスタンスグループ グループリーダー 柴田 喜則 氏
リスク調査部 物流・スポットアシスタンスグループ 主任コンサルタント 秡川 明久 氏

株式会社マクニカ(左から)芳賀妙孝、楠貴弘、猿木浩文、MaryGraceMalana

背景

リスク調査はもちろん、データ活用がグループ全体のミッションに

1997年に設立された安田リスクエンジニアリング株式会社がもとになり、現在は「安心・安全・健康のソリューション・サービスプロバイダー」を目指し、企業のリスクマネジメントに関するコンサルティング、調査研究、セミナーなどのサービスを提供しているSOMPOリスクマネジメント株式会社。
自然災害に関するリスク評価などを行うアナリティクス事業をはじめ、リスクマネジメントに関する研究開発やコンサルティング業務を手掛けるリスクマネジメント事業、脆弱性診断やサイバーリスク評価などを行うサイバーセキュリティ事業を展開している。

そんなリスクマネジメントに関連したコンサルティングを手掛けるリスクマネジメント事業本部において、保険会社が顧客から引き受ける保険に対してどの程度リスクがあるのかを調査・分析し、第三者視点に立って安全・減災につながる対策を提案するフィールドエンジニアリングを行っているのがリスク調査部だ。

ー 黒瀬氏
お客さまの現場で課題を抽出するリスクアセスメントを実施するだけでなく、経営的な視点でのコンサルティング業務も手掛けています。特に最近では、カーボンニュートラルやESG関連などサスティナビリティ領域に関連したコンサルティングが増えています。また、保険商品との親和性が高いIoTやAI技術を活用した予知保全など、デジタルプラットフォームを活用したビジネス展開にも積極的に取り組んでいます。

特にデータを活用したビジネスについては、グループ全体のミッションとしても掲げられている領域として注力している分野だと説明する。

ー 市川氏
リスク調査部は5つのグループに分かれており、そのなかの1つである物流・スポットアシスタンスグループでは、例えば現場の方にアイトラッキング可能なデバイスを装備いただき、作業中にどこを目視しているのかを可視化してコンサルティングに役立てるといったことを手掛けています。また、ドローンを活用して広域災害が発生した際にその被害範囲をいち早く情報収集するといった取り組みも行っています。

課題

目視による映像確認は業務負担が大きく、効率化に向けたアプローチが必要に

SOMPOグループでは、以前から物流事業者向けの保険を提供しており、現場作業者の怪我リスクや扱う貨物の破損リスクなどに対して保険適用を行ってきた。

ー 柴田氏
倉庫などの現場で発生する事故による、貨物の破損を防ぐことで荷主に対して高品質なサービスを物流事業者として提供できるようになります。お客さまとなる物流事業者からも注目されているサービスの1つです。

そんな物流業界向けサービスの1つとして提供しているのが、フォークリフト運転診断というコンサルティングサービスだ。このサービスでは、フォークリフトにドライブレコーダーを設置し、ハンドル動作やアクセル、ブレーキなどのデータとともに、フォークリフトの爪(フォーク)の映像情報をSDカードに蓄積し、そのデータを解析したうえで顧客に対して改善提案を行っている。目視で映像をチェックする時間が、業務時間の3分の1ほどを占めており課題の1つとなっていた。

ー 秡川氏
チェックのための時間を要するだけでなく、見る人が違えばポイントも変わってくる可能性も出てきます。ビジネスが拡大している現状を考えると、業務効率化に向けて新たなアプローチが必要だと考えたのです。

と当時を振り返る。


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