家庭とキャリアの両立を、諦めない

Cross talk 11

ママ

細川 絵理奈

2004年新卒入社。オペレーション推進統括部カスタマーサービス部CS第1課所属。顧客の注文に対し、納期や出荷管理など安定的なサービスを提供するためのオペレーションの構築と遂行を担う。3度の産休・育休を経て、現在は課長としてチームマネジメントに従事。

古門 ゆかり

2014年中途入社。ネットワークス カンパニー第1営業統括部第2営業部所属。サイバーセキュリティ商材のプロダクトセールスを経験した後、2020年に産休・育休を取得。復帰後はセキュリティサービス部と連携しながら、新規ビジネスの立ち上げにも取り組んでいる。

木内 優奈

2016年中途入社。クラビス カンパニー所属。秘書として役員のスケジュール管理や資料作成といった業務の他、コーポレート部門との調整や情報連携を行っている。2021年に産休・育休を取得し、復帰後は同業務に継続して従事。

Chapter1 温かい気づかいに、満たされている職場

細川

私は新卒でマクニカに入社したんだけど、2人は中途入社だったよね。マクニカに入社しようと思ったきっかけを聞いてもいいかな?

古門

私が転職活動をしていたのは24歳の時だったのですが、いつかは「家庭を持ちたい」という気持ちがありつつ、自分のキャリアも諦めたくはなくて。若いうちに自分自身のバリューを可能な限り高めたいという想いが強かったんです。マクニカは権限移譲の文化が根付いており、若手の頃から圧倒的な成長ができると思って入社を決めました。

木内

マクニカは年齢問わず大きな仕事を任せてもらえる風土がありますからね!実際に転職してから数年経った今、当時の目標は達成できたと思いますか?

古門

もちろんです!マクニカに入社してから、様々な業務にチャレンジさせていただき、自分でも驚くほど成長できたと感じています!

細川

マクニカは社員の成長を促す環境が整っているよね。そして古門さんは数年前にお子さんも生まれたんだよね。入社前に思い描いていた人生が歩めているようで本当によかったね!

古門

ありがとうございます!チームメンバーのみんなが私の子育てをすごく応援してくれたことに感謝です!私のチームは男性社員が多いのですが、子育てを経験しているパパ社員も多くて、妊娠や子育てに関して理解があり、たくさんフォローしてもらいました。出張に行くことも少なくなかったのですが、妊娠してからは「身体は大丈夫?辛かったら代わりに行くから遠慮なく言ってね」と気にかけてくれるメンバーもいましたね!

細川

すごく優しさに溢れた部署だね!木内さんも産休を取得した経験があると思うけど周りの反応はどうだった?

木内

私の場合、結婚した時に上司がその後のライフプランについて相談に乗ってくれていたので、妊娠が分かった時はすごく喜んでくれましたし、すぐに業務引き継ぎの体制を整えてくれました!

古門

日ごろからプライベートのことについても相談していたんですね!産休に入るときの業務の引き継ぎはどのように行ったのですか?

木内

私の部署では、業務の引き継ぎについては誰か1人にすべての業務を引き継ぐのではなくて、10人くらいに分散して一時的に引き継ぐやり方でした。「自分の帰る場所を残してくれている」と感じて嬉しかったですし、多くの方が私の担当していた業務を代わりに引き継いでくれたことにとても感謝しています!おかげで復帰後も同じ仕事をするビジョンを持って産休に入れましたね。

細川

産休や育休から復帰しても、今までと同じ業務や更に新しい仕事にチャレンジさせてもらえるということはすごくありがたいことだよね。産休・育休の制度は女性が仕事を続けていく上ではとても大切な制度。私の管轄している部署は女性が多いのだけれども、部下には遠慮なく産休や育休を取って欲しいし、安心して会社に復帰してきてほしいね。

古門

上司にそうやって考えてもらえるだけでもありがたいですね。

細川

ちなみに私は3回産休・育休を取っています。一回目の時はまだ世の中的にも働くママが今ほど多くはなくて、マクニカも他の会社同様、今よりも制度が整っていなかったんだけど、そんな中でも上手く仕事に復帰できる道を作ってくれた会社や上司には、本当に感謝の気持ちでいっぱい。自分も当時の上司みたいに、部下には家庭と仕事を両立してもらう人生を歩んでもらえる環境を用意していきたいね。

Chapter2 誰もが働きやすい環境を、ボトムアップで作れる

細川

子育てをするにあたって活用している制度はある?

古門

1時間ごとに有給を取得することができる時間休制度は、子育てをするにあたって非常に助かっていますね!子供の保育園のイベントやお迎えで一時的に仕事を抜けなければいけない時に活用しています。

木内

在宅勤務が可能となったのもママ社員にとってはありがたいですよね。生産性を向上させるためにテレワークを活用するようになったので、毎日会社に行く必要がなくなりました。オフィスへの移動時間がなくなったことで、その分早く仕事を終わらせることができ、家からすぐに保育園に向かうことができるのはすごく助かりますね。

細川

ママ社員にとって子育てがしやすい環境が整ってきているよね!そしてマクニカの良いところは、会社としてママ社員の働き方を親身になって考えてくれるところだと思うんだよね。まだ在宅勤務制度が会社で導入されていない頃、小学校入学を控えたお子さんを持つ私を含めたママ社員たちが、一度上司に悩みを伝えたことがあるの。

古門

その話、是非詳しく聞きたいです!

細川

当時私の部署では、子どもたちがちょうど小学校に入学する時期のママ社員が多かったんだよね。まさに「小1の壁」にぶつかってしまって、「働きたくても家庭と仕事の両立が難しい」と言うママ社員たちが続出したの。

木内

「小1の壁」って聞いたことはありますが、どんな問題なんでしたっけ?

細川

保育園に通っていた子供が小学生になると、ママは家庭と仕事の両立が更に難しくなることだね。保育園に子供を預けていた頃と比べて、授業参観やPTA活動など、親が参加しなければいけない行事が増えるんだよね。それで当時の上司に時間を作ってもらって、家庭と仕事の両立に関する悩みを相談したの。そしたら社内で在宅勤務制度導入の検討があったときに、上司が私たちの意見を社内に共有して、人事と一緒にいろいろと動いてくれて。もちろん在宅勤務制度の導入の主な目的は生産性の向上なのだけど、私たちの意見も考慮してもらった上で、結果制度が導入されるようになったから、私たちの想いもくみ取ってくれた上司や会社にはすごく感謝しているよ。

木内

声を上げれば真剣に向き合ってくれるのが、マクニカの良いところですね!

Chapter2 安心して働けることが、さらなる意欲につながる

細川

2人は育休の後、フルタイム勤務で復帰したのかな?

木内

私は在宅勤務と時間休取得ができることもあって、フルタイムで復帰しました。

古門

私もまったく同じです!

細川

私も産休・育休から戻ってくる人たちには、新しい制度を活用すれば、フルタイムでも時間の融通が利くと伝えているよ。在宅勤務や時間休制度のおかげで、時短勤務雇用で復帰しなくても、フルタイム勤務雇用で家庭と仕事を両立することも可能だからね。

古門

社員によって事情が異なるとは思いますが、私は復帰後も問題無く、フルタイムで働けています!むしろ復帰後は「今担当している業務だけでなく、更に新しい仕事もチャレンジしていきたい!」と上司に伝えて、担当のお客様を増やしてもらったくらいです(笑)

木内

古門さんのアグレッシブさ、すごいですね!(笑)

細川

ちなみにマクニカでは産休・育休に入った女性社員の復職率は95%を越えているみたいだよ!

木内

確かにみんな復帰していますよね!むしろ私の周りで復帰していない人は見たことがないです。復帰する時、チームメンバーがすごく歓迎してくれますし、実際に働きやすい制度もあって、なによりやりがいのある仕事も任せてもらえる。やっぱりみなさん戻ってきたいと思うんでしょうね!

古門

周りのメンバーが復職した後も活躍している姿を見ているので、不安なく会社に戻ってこられるというのもありますよね。良い循環が生まれているなと思います。

木内

上司が子育てに理解があったり、親身になって相談を聞いてくれたり、社内でも情報共有できる雰囲気もあっていいですよね。

古門

本当にそう思います。もちろん、会社の職場環境が良いことだけではなく、マクニカのママ社員ひとり一人が創意工夫をして業務をしているということも、ママ社員が復職後も活躍している理由の一つですよね。

細川

子育てが始まってからは、働くことができる時間が限られてくるので、業務の効率化が非常に大切だよね。むしろ子供が生まれてから、更に突き詰めて業務のタイムマネジメントを行うようになったかな。

木内

会社の制度が整ってきていたり、チームメンバーにもフォローしてもらえたりする環境であるとはいえ、やはり自分たちで家庭と仕事を両立させるための努力が必要ですよね!これから入社してくる女性社員のロールモデルとなることができるよう、これからも精一杯頑張ります!