誰も成し遂げていない、ビジネスを創りあげる

Cross talk 03

営業職(サービス・ソリューション)

白石 美咲

2021年新卒入社。イノベーション戦略事業本部デジタルインダストリー事業部プロダクトマネージメント部所属。入社以来、製造業向け生産シミュレーションソフトウェアの営業を担当し、販売戦略の立案から拡販活動まで、担当製品に関わる様々な業務に注力している。

柏原 駿輔

2014年新卒入社。イノベーション戦略事業本部デジタルインダストリー事業部プラットフォームサービス部所属。入社後4年間にわたって半導体営業として経験を積み、現在は課長としてチームマネジメントをする傍ら、国内外の製造業のお客様へコンサルティングを行い、業務効率化サポートに尽力している。

竹内 崇道

2010年新卒入社。マクニカイノベーション戦略事業本部スマートモビリティ事業部プロダクトマーケティング第2部所属。現在は部長として車両メーカー、自治体等のお客様向けに、自動運転やスマートシティに関わるソリューションを提供する営業チームをマネジメントしている。

Chapter1 様々な個性の集合体で、新事業を立ち上げる

竹内

本日は新事業の立ち上げに携わるこの三人でざっくばらんにお話しをさせていただくことになりました!よろしくお願いします!

柏原

お願いいたします!

白石

お願いいたします!

竹内

白石さんは入社して丸2年だね。そもそも何でマクニカに入社を決めたのか教えてもらっていいかな?

白石

私は「グローバルに仕事がしたい」と考えていたので、就職活動時は商社に絞って選考を受けておりました。入社の決め手となったのは、マクニカが半導体商社のリーディングカンパニーだったからですね。やはり今後も伸びていく業界で仕事をしたいと思っていましたし、成長が著しい半導体業界において、日本でトップクラスのシェアを持つマクニカは非常に魅力的でした。

竹内

なるほど。白石さんは、入社前から新規事業に取り組むイノベーション戦略事業本部への配属を志望していたわけではないんだね。

柏原

恐らく人事が白石さんなら、新事業を立ち上げるというミッションをやってのけると判断したのでしょうね。

白石

自分でそう申し上げるのは恐縮ですが、多くの方々が半導体やセキュリティ・ネットワーク事業を経験してから異動する部署に、私は新卒1年目から配属されることになって、正直身の引き締まる思いではありましたね。

竹内

柏原さんはなぜマクニカに?

柏原

まずは年功序列ではなく、フェアに評価してもらえるところに惹かれましたね。年長者から順番に出世するのではなく、成果や実力、意欲を公平に見てもらえるところに良さを感じました。

竹内

確かにマクニカはそういった意味でもモチベーション高く働ける環境があるよね。

柏原

あとはやはり社風ですね。マクニカの社員は本当に素敵な人が多くて、社内の雰囲気も明るくて和気あいあいとしていました。選考を通して、楽しく働くことができる雰囲気を感じ取ることができたのも入社の決め手の一つでしたね。

白石

マクニカの大きな魅力の一つは「人」ですよね。入社してみても全員が明るく・楽しく・元気よく働いていると実感します。竹内さんと柏原さんが入社された際は、イノベーション戦略事業本部はまだ設立されておらず、二人とも半導体部門で大変なご活躍ぶりだったと聞いています。そのような中で、なぜ新規事業に志願したのですか?

竹内

私も白石さん同様、入社前から「グローバルな仕事をしたい」という想いがずっとあったんだよね。異動前の部署では半導体仕入先メーカーの営業を担当していて、業務上英語にふれる機会もあったのだけど、更にグローバルな動き方が求められる仕事に携わりたくて。今は車両の自動運転に関するビジネスを中心に担当しているのだけど、自動運転向けのテクノロジーを開発している企業はアメリカのシリコンバレーやイスラエルといった海外のメーカーが多く、直接コミュニケーションを取りながらビジネスを進めていくケースがたくさんある。自分がやりたいと思っていた「グローバルに働く」という願いがより叶えられると思ってイノベーション戦略事業本部に志願したんだよね。

柏原

私はビジネスを「創り上げる」ということにこだわりきりたかったからですね。もちろん当時行っていた半導体事業でもチャレンジできることでしたが、新事業に取り組む部署は、その名の通り、全く新しい事業を「創り上げる」部署になるので、イノベーション戦略事業本部に社内公募が出たときに、「ここだ!」と思って飛び込みましたね。

Chapter2 自らの成長が、ビジネスの成功に直結する

竹内

白石さんは実際に仕事をしてみて大変だと思うことはある?

白石

もちろんありますよ!柏原さんがビジネスを「創り上げる」とおっしゃっていましたが、業務の進め方からひとつひとつ作り上げていく必要があるので、手探りの部分が多く、大変なことばかりです!特に入社1年目は、何をしたらいいかわからなすぎて、頭を悩ませていることがたくさんありました(笑)

柏原

そうですよね。自分がもし新卒で同じ立場だったらと思うと、途方に暮れていたと思います。

白石

ただ、業務範囲が定められていないからこそ、自分が提案した進め方を上司に受け入れてもらえたり、ビジネスに必要となるマーケティング活動も学ぶ機会があったりと、この事業部だからこその経験ができていると思っています。

竹内

なるほど!仕事のやりがいはどんなところかな?

白石

とにかくチャレンジさせてもらえることですね。私は製造工場のお客様が、設備を導入する前にその導入の効果を検証できる生産シミュレーションソフトウェアを取り扱っていますが、この製品を私が担当した時点では、マクニカとして仕入先と取引契約を締結して一年も経っていない状況でした。社内でもこの製品に関わる知見を持っている人がほとんどいない中、新入社員である私に拡販活動や販売戦略の立案を任せてもらえたのです。自分が成長しなければビジネスの立ち上げがうまくいかないというこのエキサイティングな状況に、大きなやりがいを感じています。

竹内

マクニカには本当に権限委譲の文化が根付いているよね。若手にも大きな仕事が任せられて、積極的にチャレンジさせてもらえる環境がある。白石さんはイノベーション戦略事業本部に新卒で入って、色々試行錯誤して業務を進めているから成長スピードはものすごいと思うよ。

柏原

あとは、我々のチャレンジしている分野はマーケットそのものが新しいので、業界での第一人者になるチャンスもあります。「日本で初めて成し遂げた」という実績が作れる点も私たちの仕事の醍醐味ですよね。

竹内

柏原さんも白石さんと同じく、製造業のお客様に対するビジネスを担当しているけど、柏原さんはどのようなところにやりがいを感じているのかな?

柏原

日本の製造業の未来を変えることができるチャンスをもらえているところですね。皆さんもご存知の通り、日本は労働人口が減っています。日本のものづくりの強みは、日本人ならではの真面目さや細やかさ。そういう技術を持つ人が減り始めている現状にメスを入れていかなければいけない。私たちはそれをテクノロジーで解決することができるソリューションを持っているので、いかに日本の製造業のお客様にそれを拡げていけるか。このやりがいは大きいですよ。

竹内

確かにそうだね。そしてどの先進国でも労働人口の減少はいずれ起こってくる。我々が先駆けて日本で創り上げたソリューションやビジネスモデルを、今度は海外に展開していく。こういったこともグローバルネットワークに強みを持つマクニカであれば実現できると思うし、我々が担っている役割は世界にとっても大きいものかもしれないね。

Chapter2 目指す未来のために、努力は惜しまない

竹内

最後に、二人の今後の目標を聞かせてもらえるかな?

白石

私は担当している事業の利益最大化ですね。我々の取り組んでいる事業は社会課題解決に直結する事業ではありますが、現状はまだ先行投資のフェーズなので、今後数字の面でも会社に貢献したいと思っています。

竹内

将来的には、マクニカの事業の第三の柱として、半導体事業やセキュリティ・ネットワーク事業と同じくらい、利益を大きくしていきたいよね!

白石

おっしゃる通りですね。また、イノベーション戦略事業本部が行っている事業は今後世の中を変えていく可能性のある事業だからこそ、この事業自体が継続し、更に拡大していくためにも、数字には徹底的にこだわっていきたいです。

柏原

私はやはり日本の製造業を盛り上げていきたいですね。日本のお客様は素晴らしい技術力を有しているので、私たちはその業務効率化を図るサポートをさせて頂き、更に日本の製造業が強くなるよう支援していきたいです。

竹内

素晴らしい!柏原さんのことだからなにがなんでも成し遂げそうですね(笑)

柏原

目的を実現するための努力は惜しまないつもりです。努力は「量」より「質」だとよく言われますが、新しいことをするときは、仮説検証の「量」をどれだけこなしたかで、「質」が見えてきます。「量」が少ない状況で「質」を求めることはできません。そういう部分でも結局「量」は裏切らないと思いますし、とにかく努力をし続けることを愚直にやっていきたいと思います。

竹内

2人とも素晴らしいね。私も柏原さんが言うように、日本企業を応援していくという意味でも、日本の優れた技術を海外に展開していきたいと思っているんだよね。マクニカでは海外の技術を国内に販売しているビジネスがメインだけど、その逆だね。海外に販売網のない日本企業の優れた技術を、マクニカのグローバルネットワークを活かして世界にPRしていきたいと考えているよ。

白石

確かにその試みは面白そうですね!最先端商材は、海外製のものばかりではないですからね。

竹内

イノベーション戦略事業本部も今や組織としてどんどん成長してきて、メンバーも増えてきている。次のマクニカの柱となる事業を創り上げる組織として、しっかりと売上と利益を拡大させつつ、一人ひとりが社会の課題解決や発展に寄与するビジネスを創造するという強い気持ちを持って、日々頑張っていきましょう!