日本の組織を狙う脅威を日々解析し、セキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社（以下、マクニカネットワークス、本社：神奈川県横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長：池田　遵）は、この度、株式会社クレスコ（以下、クレスコ、本社：東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟25階～27階、代表取締役会長：岩﨑 俊雄/代表取締役 社長執行役員：根元 浩幸）へ、“McAfee MVISION ePolicy Orchestrator（以下、MVISION ePO）”と、“McAfee Endpoint Security（以下、ENS）”、さらに“McAfee Endpoint Security Adaptive Threat Protect（以下、ENS ATP）”を提供したことを発表いたします。

基盤構築と組み込みソフトウェア開発を強みとしている、独立系システムインテグレーター（SIer）のクレスコは、2000年からMcAfee製品を活用しています。同社は、サーバー管理・運用の面で負担の大きいオンプレミス運用からクラウド運用へ転換すること、非マルウェア攻撃やゼロデイ攻撃などの新たな脅威に備えることの2点を目的とし、オンプレミスの管理サーバーである「McAfee ePolicy Orchestrator on-premises（以下、McAfee ePO）」をSaaS型セキュリティ管理コンソールの「MVISION ePO」へ更改、「McAfee VirusScan Enterprise（以下、VSE）」を「ENS」へ更改し、さらにシグネチャ方式では検出できない未知の脅威を検出する次世代ウイルス対策モジュール「ENS ATP」を導入することを決めました。

クレスコでは、本サービスを導入後、次の3つが変化として実感できたといいます。

1. 運用・管理の効率化
   SaaS利用に変更することによって、サーバー管理・運用の負担が大幅に削減され、全てのインフラをクラウドに移行するという“クラウドファースト”を促進させることができた。コスト削減にも貢献している。
2. ウイルス対策最新化
   ENSとENS ATPの活用で未知のウイルスに対する備えやゼロデイ攻撃にも対応し、安心感は増している。
3. 全ての端末の可視化
   MVISION ePO管理になったことで全ての端末を対象にエージェントを介した管理が可能になった。これまで見えづらかった端末も、見えるようになったことは脆弱性の解消に向けた大きな前進だと捉えている。

また、今回の提供を受け、マカフィー株式会社　代表取締役社長　田中 辰夫様よりコメントを頂戴しております。

このたび、卓越した技術力と優れた先見性を有し、ITセキュリティ分野において実績をお持ちのマクニカネットワークス株式会社様を通じて、“MVISION ePO”、“ENS”、そして“ENS ATP”が株式会社クレスコ様に提供されることを心より歓迎いたします。また、クレスコ様において、弊社製品の利用を通じ、運用管理の効率化、全端末の可視化などITセキュリティの運用面において、大きな改善が見られたことを大変嬉しく思います。マカフィーは今後も「デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業」として、お客様のセキュリティ対策の強化に貢献してまいります。

マクニカネットワークスは、今後も本サービスを始め、マカフィー社との連携を更に強化し、弊社が持つエンドポイントセキュリティの知見と融合させることで、日本の組織のセキュリティ対策を支援してまいります。